キムチの栄養成分には驚きの効果が!加熱すると栄養は壊れる!?

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キムチとは韓国語で漬けものという意味があります。
キムチ専門店にいくと、いろんな種類のキムチが売っていて、選ぶのが楽しくなっちゃいます。


ところで、日本でも人気のキムチには、健康効果が期待できる栄養成分がたくさん含まれているのをご存知ですか。


キムチは美味しいだけではなく、とっても健康にいい効果があるんです。


キムチ

ということで今回は、キムチの栄養成分の種類とその栄養成分は、体に良いどんな効果があるのか。
そして、キムチを加熱しても、栄養成分は大丈夫なのかを見ていきましょう。


それにしても、想像しているだけで、キムチが食べたくなってきました。
今晩の晩御飯のおかずに、キムチを加えること、決まりです^^

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目次

キムチとは

キムチとは、日本でいうときには、白菜を塩漬けにして、その間に、魚介類の塩辛・大根・ニンニク・唐辛子などをはさみこみ、漬物にしたものをいいます。
ただ、本場の韓国では、キムチは数百種類あるといわれています。


たとえば、韓国では、白菜のキムチを「ペチュキムチ」、大根のキムチを「カクテキ」、きゅうりのキムチを「オイキムチ」といいます。
また、、干しイカのキムチを「オジンゴキムチ」、青唐辛子のキムチを「ゴチュウキムチ」といいます。


そして同じ韓国のキムチでも、北部では、薄味で唐辛子をあまりいれない、辛さひかえめのものが多いんです。
また、南部では、唐辛子や塩を多く使ってつくるキムチが多い傾向にあります。


それではつぎに、キムチの栄養成分についてみていきましょう。
この栄養成分にこそ、キムチの効果がかくされています。

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キムチの栄養成分の効果

キムチには、健康に関係する栄養成分が多くふくまれています。
そのため、キムチは別名「薬効の宝庫」ともいわれるほどです。


なので、キムチには多くの効果効能があるといわれています。
まずは、そのおおもととなる、栄養成分についてみていくことにしましょう。

キムチの栄養成分

キムチの代表的な栄養成分

  • カプサイシン
  • カロチン
  • アリシン
  • スコルジニン
  • アラニン
  • ビタミンA
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • カリウム
  • カルシウム
  • 食物繊維


このほかにも、キムチには、たくさんの栄養成分が含まれてます。

まさに、「薬効の宝庫」なんですね。


たとえば、同じ白菜漬けも、キムチは日本の白菜の浅漬けと比べ、乳酸菌の1グラムあたりの量が約160倍なんです!


また、一部の乳酸菌は、腸に行く前に、胃酸で死滅してしまいます。
ところが、キムチにふくまれる乳酸菌は、胃酸に強く、腸まで到達するんです。


それに、キムチが浸かっている赤い汁。
この中には、栄養ドリンクの主要成分が、含まれているんです!


キムチには、こんなすごい栄養成分が含まれています。
これぞ、薬効の宝庫と言われている、キムチなんです。


それでは、健康に効果がある栄養を具体的にみていきましょう。

カプサイシン

キムチには、主な原料として、唐辛子を使います。
この唐辛子にはカプサイシンが含まれています。


カプサイシンは、脂肪を燃焼させるアドレナリンの分泌を、脳に働きかけうながします。
なので、キムチを食べると、体脂肪が燃焼されやすくなります。


体脂肪が燃焼されやすくなることの副産物として、ダイエット効果が期待できます。

乳酸菌

キムチは漬ものですから、日本のぬか漬けといっしょで、乳酸菌の働きによる、発酵食品なんです。
この乳酸菌ですが、たとえば、日本のぬか漬で、1グラムに約3,500万ほどの乳酸菌がふくまれているといわれています。


キムチは、多くの種類がありますが、乳酸菌が多い種類のキムチでは、1グラムになんと!約8億の乳酸菌がふくまれているんです。
ちなみに、乳酸菌がふくまれている代表的な食品としては、ヨーグルトがありますが。


しかし、このキムチの1グラムに8億という乳酸菌の量は、ヨーグルトにも負けない量なんですよ!


おまけに、キムチにふくまれる乳酸菌ラクトバチスルは、胃酸にも強く、腸までとどく乳酸菌です。
なので、この乳酸菌は、腸にいる善玉菌を増やして、悪玉菌を減らしてくれます。


そして、善玉菌が増えることによる整腸作用で、便秘を改善してくれるのに役立ってくれます。
この便秘改善の副産物として、ダイエットや美肌の効果が期待できるんです。

食物繊維

キムチにふくまれる、食物繊維も乳酸菌とともに、整腸作用に役に立ってくれます。
整腸作用のある、食物繊維と乳酸菌緒の相乗効果で、さらに便秘改善が期待できます。

ビタミンB

キムチには、ビタミンB類が豊富にふくまれています。
そして、ビタミンB類は新陳代謝をうながす作用があります。


新陳代謝がよくなると、体内の老廃物が体の外に出ていきます。
それで、血液の循環がよくなり、美肌効果が期待できるんです。

薬念(ヤンニョム)

キムチはもちろんキムチ本体を食べるんですが、キムチの効果効能を考えるなら、忘れてはならないものがあります。
それが、薬念(ヤンニョム)です。


薬念(ヤンニョム)というは、韓国においては、薬味・調味料・香辛料の総称のことです。


キムチでは、キムチが赤い色の汁に浸かっていますよね。
その赤い色の汁のことですが、ふくまれている3つの成分がすごいんです!


では、紹介していきますね。

タウリン

まずは、タウリンです。
タウリンはキムチの材料である、魚介類に多くふくまれています。


タウリンは、エネルギーの代謝を促進したり、コレステロールの値や血圧を下げる効果がきたいできます。

アスパラギン酸

2つ目は、アスパラギン酸です。
このアスパラギン酸は、エネルギー代謝を促進し、抵抗力を高める効果が期待できます。

ニコチン酸

3つ目はニコチン酸です。
ニコチン酸というのは、ビタミンBの複合体のことです。


そして、このニコチン酸は、胃腸の働きを正常にしてくれる効果が期待できます。


キムチの赤い汁にふくまれている、この3つの成分。
これって、栄養ドリンクにもふくまれている成分なんですよ。


さらに、このキムチの赤い汁のほうが、キムチ本体より乳酸菌の量が多いことだってあるんです。
キムチの赤い色の汁、捨てちゃあ、もったいないですよ。

キムチは加熱しても健康効果はあるのか

さて、このようにカプサイシンや乳酸菌など、便秘解消やダイエットなどに効果がある、さまざまな栄養が含まれているキムチ。


ただ白菜を辛くしただけかと思いきや、こんなにもいろんな栄養があるなんて驚きですね!


でも、キムチを食べればいろんな栄養が取れると思ったあなた!
ちょっと待ってください。


あなたはキムチを食べる時にキムチ鍋や、キムチの野菜炒めにして食べたりしていませんか。
キムチ鍋やキムチの野菜炒めは美味しいですから、私もそんなキムチの食べ方をします^^


こんな料理方法で、キムチって熱を通すことも多いですよね。


でも、せっかくの栄養ですから、できればこの栄養を壊さずにいただきたいものです。


キムチは加熱してもその健康効果はしっかり残るのでしょうか。
キムチは基本は漬物なので、そのまま食べた方が、栄養分の効果を失わずにすみます。


とくに、乳酸菌は熱に弱く、加熱することで死んでしまいます。
また、ビタミン類も過熱することにより、減少してしまうんです。


ただ、ビタミン類は減少するとはいえ、完全になくなったりはしません。
そして、キムチの乳酸菌は死んだからといって、効果がなにもなくなるわけではありません。


生きている乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし悪玉菌を減らしてくれます。
そして、死んだ乳酸菌は、腸内の悪玉菌を体の外へ、排出してくれる効果があります。


キムチ鍋なんかは、鍋のスープも飲んじゃいましょう。

まとめ

すっかっり日本の食文化になじんでいる「キムチ」。


キムチとは、日本では白菜を塩漬けにして、その間に、魚介類の塩辛・大根・ニンニク・唐辛子などをはさみこみ、漬物にしたものが多い。
しかし、本場韓国では、数百種類のキムチがあります。


そして、キムチは、乳酸菌や、多種のビタミンや栄養成分が、豊富にふくまれている「薬効の宝庫」の漬物です。

あなたが、腸内をきれいにすることや健康に、興味があるんでしたら、キムチをどうぞ^^


ただ、キムチも食品ですから、食べ過ぎには、ご用心を^^


キムチで健康になって、美しくなっちゃいましょう。

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