示唆の意味と使い方とは!類義語や読み方もみてみよう!

示唆はひらめきにつながる

「示唆」という言葉があります。

「社長が我が社がA社と合併することを示唆した。」なんて使います。

日本語の特徴のひとつに、そのことをズバリとは言わないけれどもなんとなくそのことを言っているという特徴があります。

白黒はっきりさせる欧米人からしたら、もどかしいこの日本語の特徴。

今回はこのはっきりと言わない日本語の特徴の言葉ともいうべき「示唆」の意味とその使い方

さらに類義語やその使い方も紹介します。

「示唆」って物事のことをはっきりと言わない日本語の悪い特徴のようにも思えます。

しかし考えようによっては相手に自分で考える訓練をしているようにもとらえることができるんです。

「示唆」って奥が深い言葉なんですよ。

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意味と読み方

意味がわからない言葉を検索したりして調べるには、その読み方がわからないと調べにくいものです。

ですのでまずは「示唆」の読み方を紹介して、その後言葉の意味を紹介します。

読み方

「示唆」は「しさ」と読みます。

ちなみに「示」は音読みで「シ」、訓読みで「しめ(す)」。

「唆」は音読みで「サ」、訓読みで「そそのか(す)」と読みます。

「示」と「唆」の訓読みでの読み方がわかっていると「示唆」という言葉の意味がわかりやすくなります。

意味

それでは「示唆」という言葉の意味をみていきましょう。

示唆の意味

  • それとなく知らせること。
  • ほのめかすこと。


ズバリそのことをはっきりとは知らせないけれども、遠まわしになんとなく知らせることを意味する言葉なんです。

この記事の最初の方に書いていた「社長が我が社がA社と合併することを示唆した。」という文例がありました。


これは社長はA社と合併するとはっきりと明言はしないけれど、遠まわしに合併のことを言っているということなんです。


欧米人が「これぞ日本語!」と言いたくなるような「言いたいことわかるでしょ!」と言っている言葉ですね。


もう少しこの言葉の意味を掘り下げてみましょう。

「示唆」の読み方を紹介したところで「唆」はそそのか(す)と読みますと紹介しました。

「そそのかす」とは「その気になるようにすすめる」という意味の言葉です。

なので示+唆で「その気になるように仕向ける」⇒「それとなく知らせること。」「ほのめかすこと。」という意味になるんです。

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類義語

それではつぎにこのThe日本語ともいうべき「示唆」の類義語をみていきましょう。

示唆の類義語

  • 暗示
  • 匂わせる
  • ほのめかす
  • ヒント
  • 糸口
  • 含みのある


どの類義語も、はっきりとは言わずになんとなく言っているという言葉になります。

そういえば相手の言ったことから、「相手はたぶんこうして欲しいんだろうな」と相手の心の奥底を推測する「忖度(そんたく)」という日本独特の言葉もありますね。

「示唆」にしても「忖度」にしても、これぞ物事をはっきりとさせない日本語の代表の言葉ですね。

使い方

いままで「示唆」の読み方や意味。

そして類義語をみてきました。

それではつぎは「示唆」を実際にどう使うのか、使い方をみていくことにしましょう。

示唆する

「示唆する」とは遠まわしに相手に伝えたいことを言うこと。

示唆に富む

「示唆に富む」とは、暗に教えられることが多いということ。

示唆を得る

「示唆を得る」とは、ヒントをもらうということ。

示唆を与える

「示唆を与える」とは、それとなくヒントや情報を与えるということ。

示唆を受ける

「示唆を受ける」とは、他の人から良い影響を受けるということ。

例文

「示唆」の使い方をみてきたところで、実際に使っている例文を紹介します。

例文

  • 部長は新入社員が商談に成功できるように示唆することにした。
  • 社長の話は示唆に富んでいて勉強になる
  • 彼は親友からビジネスで成功するための示唆を得ることができた。
  • はっきりと教えなくて、示唆を与えることで彼の社会人としての成長がある。
  • 先輩からサッカーの試合に勝つための多くの示唆を受けることができた。


わからないことや正解をすぐに教えてしまっては、教えられた方も自分で考えることをしていないので正解をすぐに忘れてしまいます。



欧米人から見たらちょっと分かりずらい「示唆」という言葉も日本らしい人を成長させるための言葉なのかもしれません。

まとめ

そのものをズバリと言うよりも、なんとなくそのことをほのめかすことを得意とする日本語。

その日本語のなかでも「示唆」という言葉はThe日本語ともいうべき言葉です。

示唆の意味

  • それとなく知らせること。
  • ほのめかすこと。


良いように取れば「ヒントや糸口は与えるから、後は自分で考え行動しなさい」と他の人を成長させるようにもとることができます。

なので「示唆」という言葉の使い方も「示唆する」「示唆に富む」「示唆を得る」「示唆を与える」「示唆を受ける」等、多くの使い方があります。

「示唆」されたあと欧米のように「はっきりと言ってくれないとわからない!」と言うのか「これは自分で考え行動できるようになるチャンスだ!」と思うのかは、あなたしだいです。

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