賞味期限と消費期限の違いは何?わける基準は?決め方はどうしてるの?

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家族で買い物に行き、食品を購入するときに、妻が必ず確認することがあります。

価格はもちろんですが、それと同時に、賞味期限・消費期限を必ず確認します。
ところで、あなたは賞味期限と消費期限は何が違うのかご存知ですか。

今回は、賞味期限と消費期限の違いは何か。
そして、この2つの期限のわける基準はどういう基準なのか。


消費期限内にあわてて食べている男性

さらに、この2つの期限の決め方はどうやって決めているのかを紹介します。
私も、この2つの期限のことをきちんと知った時は、「そうだったのか!」と感心してしまいました。

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目次

賞味期限と消費期限の違い

食品の多くに表示されている期限。

その名も、消費期限と賞味期限。
それでは、あなたに、この2つの期限の違いについて紹介しますね。

食品の買い物をするときの参考にされてくださいね。

賞味期限とは

賞味期限とは、食品を開封せずに、表示されている保存方法を守ることが条件です。
そうすれば、表示されている期限「年月日」まで、美味しく食べれる期限のことです。

そして、賞味期限をすぎても、すぐに食べれなくなるわけではありません。

ただ、賞味期限をどれだけすぎたら食べれなくなるかは、はっきりとした規定があるわけではありません。
食品の種類やメーカーによって、食べても大丈夫な期間は違ってきます。

だいたいの目安として、賞味期限の1.1~1.2倍と考えておけば大丈夫です。

生産者は、あなたに購入してもらった食品を美味しく食べてもらいたいんです。
なので、せっかく購入した食品を美味しく食べてもらうための、保証期間のようなものなんです。


せっかく購入した食品をむだにしない。
そして、せっかく購入した食品を美味しく食べるためにも、なるべく賞味期限が切れる前に食べちゃいましょう。

消費期限とは

消費期限とは、食品を開封せずに、表示されている保存方法を守ることが条件です。
そうすれば、表示されている期限「年月日」まで、(食品によっては時間も)食べても安全ですよという期限のことです。

お昼ごはんによく食べる、お弁当、惣菜やデザートに人気の生菓子。
そして、みんな大好きなお肉など、だいたい5日以内という短期間で品質の劣化がはじまる食品に表示されています。


つまり、劣化がはやい食品の安全保障期間ですから、消費期限が切れた食品は、自分でかってに食べれるかどうか判断するのはやめたほうがいいですよ。

「あ!消費期限内に食べるの忘れてた。」となったら、もったいないと思っても食べるのはやめましょうね。

2つの期限の違い

賞味期限と消費期限の一番大きな違いは何か。
それは、美味しく食べられる期限と、食べても安全な期限の違いです。

美味しく食べられる期限を表示している賞味期限はできるだけ守りましょう。
せっかくお金を払って購入したんですから、美味しいうちに食べたほうがいいですよね。

そして、食べても安全な期限を表示している消費期限は、絶対に守りましょう。
健康第一でから。

あなたの体は、あなたが口にするものからできています。
賞味期限と消費期限を守り、健康な体でいてくださいね。

あなたの「食べ物を捨てるのはもったいないな。」という考えは、とてもすてきな考え方です。
なので、あなたのそのすてきな考え方に、2つの期限を守るという考え方もプラスしてください。

健康は、あなたがあなた自身を守るしかありませんから。

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わける基準は何?

ところで、賞味期限と消費期限をわける基準は何なんでしょうか。
それは、食品の劣化の速さでわけているんです。


5日以内で食品の劣化がはじまる食品は、消費期限を表示しています。

はやく食べないと、食べれなくなっちゃう食品に、賞味期限を表示しても意味がありません。
今日、買って、美味しく食べれる期間が5日以内なんて、消費者としては、あまり意味がないですね。

消費期限は、ともかくはやく食べないと、食べちゃあいけませんよ!という食品に表示しています。

賞味期限と消費期限はどうやって決めているの?

いろんな食品に、賞味期限と消費期限が表示されています。
では、それぞれの期限はどうやって決めているのでしょうか。

それは、3つの検査によって食品製造業者が決めているんです。

まずは、理化学検査です。

この検査は、食品の成分が時間とともに、どう変化するかを測定する検査です。

次に、微生物検査です。

これは、時間の経過とともに微生物がどんなふうに増殖するかを検査することです。

最後に、官能検査です。

官能検査は実際に人が、時間とともに食品の見た目、味の変化、風味の変化を検査するものです。

これらの検査を行い、賞味期限や消費期限は、食品製造業者が決定します。

この3つの検査の内、官能検査は実際に人が行う検査ですが、官能検査を行う人は、誰でもできる検査ではありません。
それぞれの食品製造業者の会社内で、厳しい基準、試験方法を定め、それに合格した人だけができる検査です。

まとめ

消費期限がすぎて食べ物を捨ててしまった女の子
食品には、賞味期限、消費期限が表示されています。

その期限は、あなたが安心して、美味しく食品を食べれるように、食品製造業者が決めた期限です。

食品の劣化がはやい食品(5日以内)には、この日にちを過ぎたら食べてはいけませんという消費期限が。
それ以上の保存が可能な食品には、賞味期限が表示されています。

賞味期限は、その期限内なら美味しく食べれます!という期限。
消費期限は、この期限をすぎたら食べないで!という期限が表示されています。

それぞれの期限は、食品製造業者が決めています。

あなたに安心して、美味しく食べてもらいたくて、期限をきめています。

せっかくあなたが、購入した食品をですから、美味しく食べたいですよね。

消費期限、賞味期限を守って、美味しく食品をいただきませんか。

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