七夕の短冊の由来!5色なのには意味がある!?願い事の書き方もわかりやすく紹介!

七夕の五色の短冊と飾り

七夕の飾りと言えば、短冊が一番有名です。

この短冊の色には意味や由来があるし、短冊の色は五色が正式な色なんです。

ではどうして七夕の短冊の色は五色になったんでしょうか。
それは、中国と深い関係があったんです。

七夕の意味や由来、日本三大七夕まつりはどこかなど、七夕そのものについてはこちらをお読みください。
↓ ↓ ↓

七夕の意味や由来!短冊の色の意味、笹飾りをなぜするのかも紹介

2017.04.05

今回は、七夕飾りの短冊の色の意味や由来。

そして、その他の七夕飾りの種類と意味について紹介しています。

これであなたも七夕飾りの博士になれますよ。

スポンサーリンク

七夕の短冊が五色の意味と由来

七夕の行事は日本では奈良時代から行っていました。

江戸時代以前には七夕は宮中行事として行われていて、七夕が一般に広まっていったのは江戸時代になってからなんです。

そのうえ、七夕で始めは短冊ではなく五色の糸を飾っていました。

短冊を七夕飾りに使うようになったのも、江戸時代になり七夕が一般に広まってからなんです。

五色の糸が五色の短冊へと変わっていきましたが、五色には意味があるんです。

もともと日本の七夕は日本の棚機(たなばた)の神事と中国の乞巧奠(きこうでん)という行事。
さらに中国の「おりひめひこぼし」伝説をふくめ3つの神事や行事と伝説が重なり合い誕生したと言われています。

なので、七夕飾りにも中国の影響を深く受けているんです。
七夕に限らず、日本は遣唐使や遣隋使を派遣し中国からいろんなことを学び受け入れてきた歴史があります。

それでは、七夕飾りに五色の短冊を使うのは中国のどんなことに影響を受けているのでしょうか。

それは、陰陽五行説というものです。

陰陽五行説は陰陽説と五行説を融合した古代中国の考え方です。

まず陰陽説とは、自然界、宇宙に存在するもの、現象は全て「陰」と「陽」という相反するものに分けられ
あらゆる現象はこの「陰」と「陽」によって起こるという考え方です。

  • 止まっている状態は陰で動いている状態は陽。
  • 冷たいのは陰で暖かいのは陽。
  • 柔らかいのは陰で硬いのは陽。
  • 軽いは陰で重いは陽。

 

というふうにすべての現象を陰と陽というものに分けて考えるのです。

また五行説とはこの世の自然はすべて、木・火・土・金・水の5つの元素から成り立っているという考え方です。

七夕飾りに使う短冊の色は正しくは、青・赤・黄・白・黒の五色の短冊なんです。

そして、この色は陰陽五行説の5つの元素の特徴をあらわす色なんです。

短冊の五色

  • 青の短冊⇒自然の緑を表現している「木」
  • 赤の短冊⇒火を表現している「火」
  • 黄の短冊⇒大地を表現している「土」
  • 白の短冊⇒地中に埋まっている金属を表現している「金」
  • 黒の短冊⇒生命を育てることを表現している「水」

 

七夕に使う短冊の五色はこの世の自然界すべてを表現しているんです。

あなたも、自然界の一員ですよね。

なので、七夕のお願い事も自然界を表現している五色の短冊に書くことで自然界を見守っている「おりひめ」と「ひこぼし」に届くのかもしれません。

七夕のお願い事は、私利私欲ではなく、自然界のみんなのことを短冊に書くと叶うかもしれません。

ところで、今では黒の短冊を使うことはあまりしなくなりました。

というのも、日本では黒はお祭りにはにあわないということもあって、黒の代わりに紫が使われることが多くなっています。

聖徳太子が定めたと言われている「冠位十二階」。
この「冠位十二階」の一番上の位の色は紫なんです。

このことから、日本では紫は高貴な色とされてきました。
そんな高貴な紫が黒の代わりに使われることが多くなってきました。

さて、七夕の短冊の5色は中国の陰陽五行説に由来していることはわかりました。

ところが、七夕の短冊の5色には人としての生き方もあらわしているんです。

それは、人間の五徳である「仁・礼・信・義・智」なんです。
五徳は儒教の考え方であり、中国の思想家で有名な孔子が基礎を築いた思想です。

短冊の五色と五徳

  • 青の短冊⇒「仁」 仁とは思いやりの心のこと。
  • 赤の短冊⇒「礼」 礼は感謝の心のことです。
  • 黄の短冊⇒「信」 信とは誠実でうそをつかないこと
  • 白の短⇒「義」 義とは私利私欲で行動しないこと
  • 黒の短冊⇒「智」 智とは学業にはげむこと

 

日本では古来、中国との関係が深かったとはいえ、中国から渡来した考え方を具体的に七夕で表現していたんですね。

昔の日本人の向上心がうかがえます。

今の私たちも、負けてはいられませんね。

スポンサーリンク

七夕飾りの五色の短冊に書く願いごと

七夕の短冊の色には、陰陽五行説からの自然界をあらわすことと、儒教からの人としての生き方をあらわすことも由来しているんですね。

せっかく深い意味がある七夕の短冊の色ですから、それをふまえて願い事を書くと願い事が叶いやすいかもしれませんね。

なので、それぞれの色の短冊に書く願い事をどういう願い事にすればいいのか紹介しちゃいますね。

青の短冊に書く願い事

青の短冊は五徳の「仁」をあらわしています。

「仁」は思いやりの心です。
なので、青の短冊には自分のこととゆうより、あなたのまわりのみんなのための願い事を書いてはいかがでしょうか。

たとえば、「世界中の子供たちがお腹いっぱい食べれるように。」なんていかがですか。

あなたに関係するすべての人やあなたのまわりの困っている人の幸せを書いてはいかがでしょうか。

赤の短冊に書く願い事

赤の短冊は五徳の「礼」をあらわしています。

「礼」は感謝の心をあらわしています。
なので、赤の短冊には、あなたを育ててくれたご両親やご先祖のための願い事を書いてはいかがでしょうか。

たとえば、「両親が健康で長生きしますように。」なんていかがですか。

あなたは一人では生きていけません。あなたにかかわった全ての人に感謝の心を書いてはいかがでしょうか。

黄の短冊に書く願い事

黄の短冊は五徳の「信」をあらわしています。

「信」とは誠実でうそをつかないことです。
なので黄の短冊には、あなたの誠実さをあらわす願い事を書いてはいかがでしょうか。

たとえば、「これからも自分が信じる生き方ができますように。」なんていかがですか。

白の短冊に書く願い事

白の短冊は五徳の「義」をあらわしています。

「義」は私利私欲で行動しないことをあらわしています。
なので白の短冊にはあなたの正義の心をあらわす願い事を書いてはいかがでしょうか。

たとえば、「困っている人がまわりにいたら、すすんで助けてあげる強い行動ができますように。」なんていかがですか。

黒(紫)の短冊に書く願い事

黒(紫)の短冊は五徳の「智」をあらわしています。

「智」は学業にはげむことをあらわしています。
なので黒(紫)の短冊には学業向上の願い事を書いてはいかがでしょうか。

たとえば、「勉強をがんばりますので、希望の学校に進学できますように。」なんていかがですか。

一年に一回の七夕です。
あなたの一年かけて実現したい目標を短冊に書いて、実行しませんか。

七夕の飾りの意味と種類

笹に飾る七夕の飾りは13種類あります。

それぞれの飾りにはそれぞれの意味があります。

13種類の七夕飾りの意味を見ていきましょう。

5色の短冊

五色の短冊

七夕に願い事を書いて笹に飾る5色の短冊については、いままで書いてきたとおりです。

5色の短冊の色には、陰陽五行説に由来したあなたと自然界とのかかわりや。
そして、儒教の五徳からきた人としての生き方があらわされています。

 

紙衣

紙衣

おりひめに願う裁縫が上手になりますようにという願いがこめられています。

裁縫が上手だとすてきですよね。

 

巾着(きんちゃく)

巾着

巾着とは今でいうサイフのことです。

巾着にお金がたくさん入ってきますようにという願いがこめられています。

貯蓄や商売が成功してお金がたくさん入ってきますようにということです。

 

網飾り

網飾り

網ですから、漁業で大量を願うことです。
また、幸福なことを網でいっぱいとれますようにという願いがこめられています。

 

折り鶴

鶴は長寿の象徴です。
あなたを含めみんなが健康で長生きできますようにという願いがこめられています。

 

くずかご

屑かご

くずかごは、ゴミをかたずけることから整理整頓ができるように。
また、ゴミがなくなることで清潔になりますようにという願いがこめられています。

 

吹き流し

吹き流し

吹き流しは糸を表現しています。
裁縫や昔は普通に行っていた、機織りが上手になるようにという願いがこめられています。

 

提灯(ちょうちん)

提灯

昔は電気がありませんから、提灯がまわりを明るく照らしていてくれました。
ですから、提灯はまわりを明るくしてくれますようにという願いがこめられています。

 

星の飾り

星飾り

七夕に願い事をする星は「おりひめ」と「ひこぼし」です。

「おりひめ」と「ひこぼし」にあなたの願い事が届きますようにという願いがこめられています。

 

笹の葉

笹の葉

七夕の飾りを飾り付ける笹の葉も七夕の飾りのひとつなんです。

笹の葉にはみんなを災いから守ってくれますようにという願いがこめられています。

 

「おりひめ」「ひこぼし」

織姫と彦星

七夕伝説になくてはならない主人公の「おりひめ」と「ひこぼし」です。

あなたとあなたの守りたい人とが「おりひめ」と「ひこぼし」のように仲良く生きていけますようにという願いがこめられています。

 

輪っかの飾り

輪飾り

輪っかの飾りは、輪っかと輪っかがみんなつながっています。

あなたとみんなの願い事がつながってみんな叶いますようにという願いがこめられています。

 

菱飾り

菱飾り

菱型がつながっている菱飾りは、七夕の天の川をあらわしています。

今年の七夕も天の川が見れて、願い事が「おりひめ」と「ひこぼし」に届きますようにという願いがこめられています。

 
すてきなすてきな七夕の由来や意味、また日本三大七夕まつりはどこかなどは、こちらをお読みください。
↓ ↓ ↓

七夕の意味や由来!短冊の色の意味、笹飾りをなぜするのかも紹介

2017.04.05

まとめ

七夕の短冊をはじめとする七夕飾りには、強い心を持って生きてゆく人々の願い事がこめられています。

特に、五色の短冊の色には自然界や人としての生き方さえ表現されています。

長い歴史と思想と行事が複雑にからみあって、日本の七夕は誕生し今に受け継がれています。

七夕は日本の忘れてはならない、いろんな事がらをあらわしています。
そして、人の願い事をあらわしています。

科学が発達した現在ですが、七夕の日には自分が自然の一員として生かされている。
そして、まわりのみんなとすべての事がらに関係して生きているということを思い出してもいいのではないでしょうか。

自分のことだけを前面に押し出すだけではさびしいです。

あなたがいるからあなたのまわりの人が幸せでいることができるという願い事をするのもすてきですね。

スポンサーリンク