適宜の意味と使い方!適時と随時とはどう違うの?

適宜にトラにも鳥にもなる不思議な鳥

適宜」というちょっと読み方が難しい言葉があります。

学生の時には使うことも聞くこともなかったかもしれません。


でも社会人になったらこの言葉の意味使い方を知らないと、ちょっと困ることになります。

たとえば取引先との会話が成りたたない。

また取引先からのメール文章の意味がわからない。


適宜とは難しそうで、社会人としては結構使う言葉なんです。

という事で今回は「適宜」の意味とその使い方。

そして「適宜」に似た言葉の「適時」「随時」とはどう違うのかも紹介します。

というのも、社会人になったならこの3つの言葉を使い分ける必用があるからです。

それでははじめに、3つの言葉の中でも一番意味が難しい「適宜」についてみていくことにしましょう。

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意味

まずは「適宜」を読めないと意味を調べることも苦労してしまいます。

ですので、まずは読み方を紹介します。

読み方

適宜の読み方

適宜は「てきぎ」と読みます。

意味

それでは次に意味をみてみましょう。

適宜の意味

  • そのときの状況に合っていること
  • その場その場で臨機応変に状況に合った行動をすること


これが適宜の意味なんですが、漢字の意味をみてもうちょっと掘り下げてみましょう。

適時の漢字の意味

漢字ふた文字から成り立っているこの言葉の漢字の意味をみてみましょう。

まずは適宜の「適」です。

「適」は目的がかなうという意味を持った漢字です。

次に適宜の「宜」です。

「宜」は「ほどよい」「都合がよい」という意味を持った漢字です。

ですのでこの2つの漢字を組み合わせた意味は「ほどよく目的がかなう」という意味になります。


「ほどよく目的がかなう」から「臨機応変にその場に合った行動をする」というちょっとあいまいな意味になるんです。


言葉の意味はわかってもこのままでは実際に会話やメールなどで、どう使ったらいいのかわかりにくいかもしれません。

なので、つぎは実際に「適宜」の使い方をみていくことにしましょう。

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適宜の使い方

それでは実際に例文で適宜の使い方を紹介します。

例文

  • 各自、適宜に代休をとって体を休めてください。
  • 営業それぞれが取引先に応じて、原価を決められた範囲内で適宜対応してください。
  • その新しい道具は適宜使用するようにしてください。
  • ゴルフスイングの動画を後で見直すために適宜録画している。
  • 子供さんの成績は適宜発表していきます。


例文での使い方のように適宜という言葉は、自主性に任せる。

または都合が良い時にといったような「後はまかせた!」というようなちょっとだけ無責任にも感じられてしまう言葉なんです。


では、「適宜」に似た言葉の「適時」と「随時」についてみていきましょう。

「適時」「随時」の意味

まずはそれぞれの言葉の読み方をみてみましょう。

「適時」「随時」の読みかた

適時の読み方

「適時」は「てきじ」と読みます。


随時の読み方

「随時」は「ずいじ」と読みます。

「適時」「随時」の意味

ではそれぞれの意味をみてみましょう。

適時の意味

ちょうどいい時という意味。


「適」には「目的がかなう」という意味がありますから、「目的がかなう時間」から「ちょうどいい時」という意味になるんです。


随時の意味

  • いつでも
  • その時々臨機応変に


「随」という漢字には「勝手気まま」という意味があります。

なので「勝手気ままな時」から「いつでも」「その時々臨機応変に」という意味になるんです。

「適宜」「適時」「随時」の意味の違い

この3つの言葉の違いをわかりやすくするために、それぞれの言葉の使い方でみていくことにします。

3つの言葉の使い方

  • 適宜の使い方 「新しい道具は適宜使うようにしてください。」
  • 適時の使い方 「各自仕事の合間に適時、昼食をとってください。」
  • 随時の使い方 「わからないことがあったら、各自随時質問をしてください。」


この3つの例文は「適宜」は指示や命令をしなくても各自の自己裁量で、行動してくださいということ。



「適時」は指示や命令をしなくても各自がタイミングがいい時に、行動してくださいということ。


「随時」は指示や命令はしないから、各自いつでも行動してくださいということになります。


このことをまとめると3つの言葉の違いはこうなります。

3つの言葉の違い

  • 「適宜」は臨機応変に行動する。
  • 「適時」はタイミングがいいときに行動する。
  • 「随時」は好きな時にいつでも行動する。


この3つの言葉では「適宜」と「適時」が意味が似かよっています。

使い方や意味を区別するコツはそれぞれに使っている漢字「宜」と「時」の意味をくらべてみることです。


「ほどよい」の意味の「宜」と、時間の一点を指す「時」。

ある程度幅がある「宜」と点の「時」。

この違いから「適宜」と「適時」の違いを感じ取って下さい。

まとめ

今回はまず「適宜」についてみてみました。

社会人になればどうしても出てくる言葉「適宜」。

読み方は「てきぎ」と読みます。

そして意味は、「そのときの状況に合っていること。」「その場その場で臨機応変に状況に合った行動をすること。」です。


「適宜」に意味が似た言葉で「適時」と「随時」があります。

この3つの言葉の違いはわかりやすく言うとこうなります。

3つの言葉の違い

  • 「適宜」は臨機応変
  • 「適時」はタイミングがいいとき
  • 「随時」は好きな時にいつでも


この3つの言葉は、あなたが社会人になればいやでも出会う言葉です。



この3つの言葉の意味と使い方を会話やメールなどの実践で使い、ビジネスで役立てる参考になれば幸いです。

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