イモリとヤモリとトカゲの違い!見分け方もわかりやすく紹介

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この世にはよく似た姿でまぎらわしい生き物がいます。


このまえ小学生の子供に聞かれてちょっと答えにつまった質問がありました。


「お父さん。イモリとヤモリってどうやって区別すればいいの?」
こんな質問をされ、ちょっと困ってしまいました。


イモリとヤモリとトカゲの違いを知っている人を探している

ということで今回は、こんな質問にすらすら答えれるようにイモリヤモリ違い
そしてせっかくですからヤモリに似ているトカゲとの違いも紹介します。


さらにそれぞれの見分け方を分かりやすく表でみていくことにしましょう。


けっこう大人でもこの3種類の生き物の違いについて答えられないものです。


この記事を読めば、あなたが子供さんから違いを聞かれたときに「お父さん、すごいね!」
と言ってもらえるようになりますよ^^

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目次

イモリとヤモリとトカゲの違い

イモリ、ヤモリ、トカゲってちょっと見た目には区別がつきにくくありませんか。
3種類ともなんとなくトカゲのような違うような・・・。


でもそれぞれ特徴があり、まったく違う生き物なんです。


それでは、それぞれの特徴をみていくことにしましょう。
そしてその後に特徴の比較を分かりやすく表にしてみることにしましょう。

イモリの特徴

イモリ


イモリは水中や水辺にすむ両生類なんです。


両生類は子供の時には水中でえら呼吸をし大人になると肺呼吸をするようになる生き物。
一番身近な両生類としてカエルが有名です。


イモリにはうろこはなく粘膜でおおわれたやわらかい皮膚を持っています。
なので皮膚の乾燥に弱く、水辺にすみ皮膚がいつも湿っている状態にしているんです。


名前は井戸や田の害虫を食べてくれるので、井戸を守る⇒井守⇒イモリと呼ばれるようになったと言われています。


それではイモリの特徴を紹介します。

イモリの特徴

  • 前肢(まえあし)の指の数は4本
  • うろこはない
  • まぶたがある
  • 卵には殻(から)がない
  • フグと同じテトロドトキシンという成分の毒を持っている
  • 爪がない
  • 夜行性の生き物
  • しっぽは自分で切る(自切)することはないが、切れても再生する


イモリは相手に毒を持っていることを警戒させるために腹の色は警戒色のなんです。

敵におそわれると、ひっくりかえり赤い腹を見せ相手に警戒させるようにするんです。

ヤモリの特徴

ヤモリ


ヤモリは陸上にすむ爬虫類(はちゅうるい)になります。


爬虫類は子供のころから肺呼吸をしています。
身近な爬虫類としては、ワニ、カメなどがいます。


ヤモリには鱗(うろこ)があり体を保護しています。


ヤモリは爬虫類なので家のまわりの害虫を食べるので、家を守る⇒家守⇒ヤモリと呼ばれるようになったと言われています。


それではヤモリの特徴を紹介します。

ヤモリの特徴

  • 前肢(まえあし)の指の数は5本
  • うろこがある
  • まぶたはない
  • 卵には殻(から)がある
  • 手に吸盤があり、壁などにへばりつくことができる
  • 爪がある
  • 夜行性の生き物
  • しっぽは敵におそわれたとき、自分で切る(自切)することができ再生する


ヤモリを見ていると、舌で眼をペロっとなめることがあります。

これはヤモリにはまぶたがないので、乾燥から眼を防いでいるんです。

トカゲの特徴

トカゲ


トカゲはヤモリと同じ陸上にすむ爬虫類(はちゅうるい)になります。


しかし同じ爬虫類でもトカゲはヤモリと違い、まぶたがあります。


トカゲは見ためが小さな竜のようなので、石のうえにいる竜の子⇒石竜子(とかげ)⇒トカゲと呼ばれるようになったと言われています。


それではトカゲの特徴を紹介します。

トカゲの特徴

  • 前肢(まえあし)の指の数は5本
  • うろこがある
  • まぶたがある
  • 卵には殻(から)がある
  • 爪がある
  • 昼行性の生き物
  • しっぽは敵におそわれたとき、自分で切る(自切)することができ再生する


全長が2m近くにもなる大きなイグアナも爬虫類でトカゲの仲間なんです。



イグアナのものまねといえば、タモリさんですがタモリさんは霊長類の人間です(笑

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イモリとヤモリとトカゲの見分け方

それではイモリとヤモリとトカゲの見分け方を表にしてみましょう。
表にして見ることで、見分け方がすっと頭に入りやすくなりますから。

見分ける特徴 イモリ ヤモリ トカゲ
前肢の指の数 4本 5本 5本
うろこ うろこはない うろこがある うろこがある
まぶた まぶたがある まぶたがない まぶたがある
爪はない 爪がある 爪がある
住む場所 水辺で乾燥していない場所 陸上 陸上


ちょっと見分けにくいイモリとヤモリは、前肢の指の数とうろこの有る無しで見分けると分かりやすいですよ。

まとめ

大人でもその違いと見分け方を知らない人が多い、イモリ、ヤモリそしてトカゲ。


イモリはお腹が赤くうろこがなく、前肢の指が4本。
そして皮膚がしめっていなければいけないので水辺にすんでいます。


ヤモリはうろこがあり前肢の数は5本で、いろんなところにへばりつくことができます。


トカゲはうろこがあり前肢の数は5本で、この3種類のなかでは唯一昼行性です。


あなたが子供さんにこの3種類の生き物の違いを聞かれたときにすっと答えてあげれたら、かっこいいですよ!
子供さんから尊敬されちゃったりするかも^^


また子供さんの夏休みなどの自由研究の題材に使ってもいいんじゃないでしょうか。
けっこうおもしろい自由研究になるかもしれませんよ。

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