スポンサーリンク
運が良くなる言葉はたくさんあります。
「日日是好日(日々是好日)」という言葉は運が良くなる言葉のひとつで、
あなたの人生をすてきな人生に導いてくれる言葉のひとつなんです。
漢字ばかりの文字で読み方がわかりづらい言葉ですね。
文字だけを見ていると「毎日が好日で幸福だな!」という言葉かと思っちゃいますね。
実は「日日是好日」という言葉はもっと深~い意味があるんです。
今回は運が良くなる言葉「日日是好日」の意味、読み方そして禅との関係も紹介します。
スポンサーリンク
目次
日日是好日の意味
「日日是好日」は「毎日が好い(良い)日だな。」という意味です。
ただ、毎日毎日が幸せな好い(良い)日ばかりが続くなんてありえませんよね。
そこにこそ「日日是好日」の本当の意味が隠されているんです。
たとえば、毎日新聞配達でがんばっている人にとっては、晴の日が続いた方が
新聞も配達する自分も雨に濡れることなく好い(良い)日続きですよね。
でも晴れの日ばかりで雨が降らないと、農家の方は困りますし、水道も断水になってしまいます。
どんな天候であれ、好い(良い)日だと思う人と思わない人が必ずいます。
毎回、被害が出る台風でもそうです。
たしかに台風が来てほしいと思う人は少ないでしょう。
じゃあ台風がまったく発生しなかったらどうなるのか?
生命の源である海が大変なことになってしまいます。
台風が発生することで、海水温の水温上昇も抑えられます。
また、台風が海の水をかきまぜることにより、川によって海に運ばれた栄養なども
循環されています。
どんな天候でもそれは意味あることなんです。
晴で好し、雨で良好し、風でも好し、何でも好しということです。
この天候の話しのように「日日是好日」の本当の意味はこういうことなんです。
あなたにとって今の状況は、どんな状況でも必ずあなたの人生に意味あるもの。
だからどんな状況でも逃げることなく積極的にその状況を精一杯生きよう。
その一瞬一瞬を精一杯生きていく毎日の積み重ね。
その積み重ねがあなたの毎日を好日にしてくれるのです。
どんな状況であれ、精一杯生きたその日は好日なのです。
どんな毎日であれ、その毎日はあなたにとって二度とこないかけがえのない日なのだから。
「日日是好日」の意味は「毎日が好い(良い)日だな。」です。
でも毎日を好日にできるかどうかは、あなたの心がけ次第です。
「日日是好日」はそれほど意味が深い言葉なんです。
そして、何があっても「日日是好日」と自分に言い聞かせがんばりましょう。
きっとあなたの人生は運が良い人生に変わっていくはずです。
スポンサーリンク
読み方
実は「日日是好日」の読み方はひとつではありません。
「日日是好日」という言葉は禅の言葉として使います。
その場合は「にちにちこれこうにち」と読みます。
日常会話や表現では「ひびこれこうじつ」と読むことが多いです。
ちなみに私のパソコンは「ひびこれこうじつ」文字を打ち込むと「日日是好日」と変換されます。
それだけ日常では「ひびこれこうじつ」と読むことが多いんでしょうね。
また「ひびこれこうにち」と読んだり「ひびこれよきひ」と読んだりもします。
「にちにちこれこうにち」が言葉の生まれからして正しい読み方です。
ただ日常会話では「ひびこれこうじつ」と読んだほうが、相手に伝わりやすいかもしれません。
「にちにちこれこうにち」が正しい読みかただと知ったうえで、いろんな読み方を使うのもいいのかもしれませんね。
禅との関係
実は「日日是好日」とは禅の言葉で、中国唐時代の雲門文偃(ぶんえん)禅師の言葉です。
雲門文偃(ぶんえん)禅師はとても高名な禅師で、禅宗の一派である雲門宗の開祖でもあります。
禅宗で禅問答を記しているもので『碧巌録』というものがあります。
その『碧巌録』の禅問答のひとつに「日日是好日」という言葉が登場しているのです。
『碧巌録』の中にある禅問答です。
雲門禅師が弟子たちに向かって「十五日以前は、汝に問わず。十五日以後、一句を言いもち来たれ。自ら代わって言わく。日日是好日。」
これは雲門禅師が弟子たちに問いかけた内容です。
簡単に言うとこういう内容なります。
「これまでのことはたずねないが、今後十五日以後どうすべきか答えなさい。」
と弟子たちにたずねましたが、誰も答えを言ってこないので雲門禅師が自らこう言いました。
「日日是好日」と。
今後十五日以後のことを聞いていながら雲門禅師の答えは「日日是好日」です。
これは、その日その日がどんな日であれその瞬間しか訪れない日である。
だからこそ全力で悔いなく生きていけば、どんな日でも好日なんだよ。
ということを五文字の「日日是好日」という短い言葉に凝縮しているのです。
禅問答は難しい問答のようですが、人生に役立つ問答もたくさんあります。
たった五文字で人生の生き方を表現した雲門禅師はすごい禅師だったんですね。
日日是好日は藤巻亮太さんの歌の歌詞を読めばわかりやすい
2012年2月にバンド活動をやめてしまった有名バンド「レミオロメン」
そのレミオロメンのボーカルをしていた藤巻亮太さんの作詞・作曲した歌「日々是好日」
この歌の歌詞は禅問答のように難しい言葉は使っていません。
どんなに辛いことがあっても、愛を見失っても、天気がどうであれ「日々是好日」と言うちょとせつない内容の歌詞です。
ちょっとせつない歌詞ですが、夢に向かって突き進むんだという前向きな歌詞です。
運がよくなる言葉のひとつである「日日是好日」という言葉を理解するには、とってもわかりやすい内容の歌詞です。
YouTubeやGoogle検索などでチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
人生はちょっとしたきっかけで運がよくなることがあります。
私のブログを読んでくださったあなたの人生が幸運でいっぱいになるように!
ぜひ「日日是好日」という言葉の意味を理解し自分自身の言葉になさってください。
中国唐時代の雲門禅師が言われたこの言葉「日日是好日」。
意味は「毎日が好日(良い日)」です。
ただ、何もしなくても「毎日が好日」ということではありません。
どんな毎日でもその日は二度と訪れることのない日です。
どんなにつらい日でも悲しい日でも、その日その日を全力で悔いなく生きていく。
そうすれば、毎日があなたにとって好日になるのです。
読み方は「にちにちこれこうにち」ですが、日常では「ひびこれこうじつ」と言った方がわかりやすいかもしれません。
ただ「にちにちこれこうにち」の読み方は覚えておいてくださいね。
音楽が好きな人は、藤巻亮太さんの作詞・作曲した歌「日々是好日」をYouTubeやGoogle検索などでチェックしてみて歌詞を確認してみては。
この歌の歌詞を読めば、聞けばこの言葉をあなたの心にしみこませることができるかもしれません。
「日日是好日」があなたのラッキーワードになりますように!
スポンサーリンク