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引越しをするときや建売住宅を購入するときの物件の和室の大きさは「畳」で表しています。
ところがこの「何畳」の大きさというのがくせものなんです。
1畳のサイズが関東や関西などでバラバラだからなんです。
「この部屋は8畳ありますから、ゆったりできますよ^^」
なんて不動産屋に言われて部屋を見ずに契約しちゃうとがっかりするかもしれませんよ。
ということで今回は、部屋を引っ越す予定があるあなたは必見の記事です!
ふだん何気なく使っている「1畳」のサイズの違いを知っておかないと後で後悔しちゃいますよ。
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目次
畳のサイズの1畳の大きさ
部屋の広さを表す単位に「畳」を良く使います。
「6畳」「4畳半」「8畳」などと表しますよね。
和室の部屋だけではなくフローリングの部屋も「畳」で大きさを表します。
あなたは部屋の大きさを表す単位なんですから、「畳」は全国共通の大きさだと思っていませんか。
いや、単位なんですからそう思っても当然なんです。
こっちの2L入りのジュースは本当は1.5Lしか入ってない。
こちらの2L入りのジュースはなんと2.5Lも入っている。
こんなジュースがあったとしたら大問題になってしまいます。
しかし部屋の広さを表す「畳」は、なんと単位なのに複数種類があるんです。
不動産業界が決めている1畳のサイズ
ただし1畳の最低基準は業界団体により自主的に決められています。
それは「不動産公正取引協議会連合会」が不動産の広告に関しての表現に関して決めているものなんです。
不動産の表示に関する公正競争規約施行規則
表示規則施行規則第11条16号にこうあります。
なお、一畳当たりの広さは1.62平方メートル(各室の壁心面積を畳数で除した数値)以上をいう。
ですので不動産業界広告の間取り図は、基本的には1畳は1.62㎡になっています。
しかし、あくまで基本ですからね。
1畳のサイズをみてみよう
それでは1畳の複数ある大きさをみていくことにしましょう。
江戸間(五八間)
サイズ: 5尺8寸×2尺9寸(1757mm×879mm)
主に使われる地域:関東中心
京間(本間)
サイズ: 6尺3寸×3尺1寸5分(1909mm×954mm)
主に使われる地域:関西、中国、九州地方
中京間(三六間)
サイズ: 6尺×3尺(1818mm×909mm)
主に使われる地域:中部、北陸、東北地方
団地間(五六間)
サイズ: 5尺6寸×2尺8寸(1697mm×849mm)
主に使われる地域:全国のアパートやマンション
主に使われている地域は、あくまで目安です。
ですから、部屋を借りる時には、間取り図だけ見て契約しないで必ず部屋を実際に見てから契約するようにしましょう。
それでは部屋のサイズを比較しやすいように6畳の大きさを表にしてみましょう。
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6畳の部屋のサイズの比較
6畳の種類 | mm×mm | 平方メートル(㎡) |
江戸間(五八間) | 3514mm×2637mm | 9.266㎡ |
京間(本間) | 3818mm×2862mm | 10.927㎡ |
中京間(三六間) | 3636mm×2727mm | 9.915㎡ |
団地間(五六間) | 3394mm×2547mm | 8.644㎡ |
4種類の6畳部屋の一番大きな京間と一番小さい団地間を比較してみましょう。
するとなんと、京間の6畳部屋は団地間の6畳部屋の1.26倍の大きさになります。
同じ6畳の部屋といってもこれだけの差がでてきてしまうんです。
これは注意しないといけませんね。
まとめ
「畳」が部屋の大きさの単位だといって同じ畳数なら広さも同じと思ってはいけません。
同じ6畳でも京間(本間)と団地間(五六間)とでは1.26倍の差がでてきてしまうんです。
引越しするときには必ず実際に部屋を見てから契約しましょう。
間取り図だけ見て契約すると、京間(本間)から団地間(五六間)の物件に引っ越してしまうと、部屋のサイズの違いにがっかりするかもしれませんから。
畳のサイズを普段は気にすることなんかあまりありません。
ですから引越しするときには「1畳」のサイズを気にしてください。
6畳の1DKといっても、部屋のサイズはいろいろですよ^^
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