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突然ですが、あなたは「あーね」という言葉、使ったり言葉の意味知ってますか。
というのも、私にこんなことがあったんです。
あるとき、西日本の支店会議が終わり、みんなで食事に行ったときのこと。
仕事の話や日常の話などしているときに、大阪支店の人が私にこう聞いてきました。
大阪の人:「福岡では、あーね、って言ったりする?」
私: 「あーね?それって若い人がTwitterやLineで使ってるんじゃないですか?」
大阪の人:「え?福岡では、普通に、あーね、て言うって聞いたんだけど。」
私: 「いや~。私は使わないです。それに私は福岡っていっても北九州の生まれなんで。」
大阪の人が福岡の方言の方言だと思ていた「あーね」。
九州以外の人が福岡弁だと言っているのは、案外博多弁だったりするんです。
そこで今回は、この「あーね」の意味。
そして、この言葉は、博多の方言なのか。
さらに、若者がTwitterやLineで使っている場合の「あーね」の意味もみていくことにしましょう。
目次
あーねの意味
あーねと言う言葉は、はたして博多弁なのか。
それとも、ほかのところでも使われる言葉なのか。
まずは、福岡県は博多からみていくことにしましょう。
あーねの博多弁の意味
ロックバンド「FLOWER FLOWER」のボーカルとして活躍し、いったん活動を休止。
そして、またふたたび活動している「YUI(ユイ)」さんが以前、ラジオでインタビューされていたときのこと。
YUIさんが、博多では普通に「あーね」って使いますよ、と言っていました。
あーねとは、博多弁では「そうだね」「なるほどね」という、あいづちや理解するという意味で使います。
たとえば、こういうふうに使います。
この場合の、あーねは、「そうだね」とあいづちの意味の、あーねです。
ではもうひとつの、あーねをみてみましょう。
この場合の、あーねは、数学の問題の解き方を教えてもらい、「なるほどね」と理解したという意味で使っている、あーねなんです。
同じ「あーね」でも博多弁では二通りの使い分けをします。
あーねの博多以外での意味
今は、福岡以外の九州に限らずに、全国的にこの「あーね」は使われている言葉です。
福岡以外でつかわれるときの「あーね」の意味も、福岡は博多弁で使われる意味と同じです。
「そうだね」「なるほどね」という、あいづちや理解するという意味で使います。
いまや、「あーね」は福岡の博多弁から全国区になった言葉なんです。
あーねのTwitterでの意味
若者がTwitterで使う「あーね」はどんな意味なんでしょうか。
この場合は「あ~、なるほどね」という言葉を略して「あーね」にしています。
まもで、意味は「あ~、なるほどね」という、あいづちや理解すると言う意味になります。
あれ?これって、博多弁で使う「あーね」と同じ使い方です!
なんか不思議ですね^^
しかし、これには、理由があるんです。
その前に、私と同じ福岡県北九州市はつの
Twitterを、ちょっと紹介しておきますね^^
あーね
博多弁と一緒に思われてる北九の人の気持ちはわからんやろうなぁ— 魔紀 (@lacher_souma) 2017年7月18日
あーねは福岡発の言葉
普通、全国に広まって流行する言葉は、東京発の言葉が多いんです。
でも、この「あーね」と言う言葉は福岡発の流行語なんです。
九州では福岡県が一番の人口が多い県です。
その福岡県の中でも政令指定都市の福岡市の人口は2017年現在、150万人を突破しています。
なので、自然と九州の流行は福岡発となることが多いんです。
福岡市の中心街である天神地区は鉄道、バスの交通の便がいいこともあり、九州各地から人が集まります。
さらに、福岡には九州の他県に少ない大型商業施設が多いことから、福岡以外の県の若者が多くやってきます。
そんな条件で博多弁の「あーね」がまず、九州各地へ広まっていきました。
そして、若者が言葉を略して使うという文化にマッチし「あーね」は全国区へとなって行ったんです。
まとめ
「あーね」という言葉の意味は、「そうだね」「なるほどね」という、あいづちや理解するという意味です。
そして、若者がTwittertやLineなどのSNSで使う「あーね」は「あ~、なるほどね」を略した言葉なんです。
元祖「あーね」の博多弁の意味と同じ使い方です。
あーねという流行語は、めずらしく東京発ではなく福岡発です。
あーねという言葉の意味と、言葉を略して使う若者との感覚がマッチングして全国区へと広がりました。
ちなみに、テレビなどで言われている、人気の博多弁は「すいとう」です。
水筒ではないですよ^^
あなたを愛していますというときに使います。
「好(す)いとうよ!」または、「好(す)いとうと!」と使います。
あ!「好(す)いとうと!」を使う時は、語尾をちょっと抑揚をつけてあげ気味に使ってくださいね!
この記事を読んでいただいて「あーね!」と、あなたが思っていただければ、うれしいです^^
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