食べ放題の放題の意味とは!由来は俳句から!?【類語つき】

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営業くん
「食べ放題に行って、もうおなかいっぱいだよ!」

詩音
「いくら食べ放題といっても営業くんは食べ過ぎよ。」

営業くん
「そうだねいくら食べ・・・あれ?」

詩音
「どうかしたの?」

営業くん
「好きなだけ食べていいことをなんで食べ放題っていうのかな。」

詩音
「そういえば・・・食べるはわかるけど放題ってなんなのかしら。」

制限時間内ならどんなに食べてもいい食べ放題。


「営業くん」も「詩音ちゃん」も「放題」という言葉のことを知りたいようです。
食べ放題・読み放題など放題が付く言葉があります。


食べ放題が好きなネズミ


食べる・読むはわかりますが「放題」だけを見るとなんのことかわかりますか?


「いや~そんなこと考えたこともなかったよ」
そんなあなたに。


放題」とはどんな意味なのか。
そして由来はどこからきているのかを紹介します。


さらにあなたの雑学のお役に立てばと、類語も紹介しています。
それではまいりましょう。

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放題の意味


それではまず言葉の意味を紹介します。

「放題」とはある動作や状態をそのままに任せておくこと。
またその動作を思うままに行うことです。


食べ放題なら食べるという動作をそのままにしておく。

読み放題は読み進めることをそのままにしておく。

荒れ放題なら荒れるということをそのままにしておく。

言いたい放題なら言うという動作をそのままにしておく。


食べる、読むという動作をそのままに任せておく。
荒れるという状態をそのままに任せておく。


言うという動作を言うままに任せておく。

いろんな「放題」が日本語にはありますね。

放題の漢字の成り立ち


「放題」のことをもう少し掘り下げてみたいあなた。

そのために漢字の成り立ちをみていくことにしましょう。

放の漢字の成り立ち


「放」は方と攵でできています。
もともとは方は農機具の「すき」の象形文字です。


そして攵(ぼく)は枝を手にすることの象形文字です。


そこから「四方八方に広げる」「はなつ」を意味する「放」が生まれました。

題の漢字の成り立ち


題は是と頁でできた漢字です。


是は「柄(え)のあるさじの象形文字です。
そして頁は「頭」の象形文字です。


そこから顔で一番突き出している「ひたい」を意味する漢字。
それが「題」という漢字が生まれました。


漢字一文字一文字の意味を探っていくのも面白いんですよ。

由来


それではつぎに「放題」の由来をみてみることにしましょう。


「放題」の由来は和歌や俳句にあると言われています。

和歌や俳句の会では「お題」について詠(よ)むということを行います。


その「お題」とは関係ない和歌や俳句を詠むことを「傍題(ほうだい)」と言いました。


「傍題(ほうだい)」⇒好きなように和歌や俳句を詠む。

この「傍題(ほうだい)」がある動作や状態を好き勝手になるようにまかせる「放題」に変わっていったんです。


「お題」を気にせず、勝手に歌を詠む。

そのことが勝手気ままにふるまう放題」となっていったんですね。

類語


日本語には全く違う言い方で似たような意味を表現する類語があります。


この類語を多く知っているとあなたの会話の幅がひろがります。

「放題」の類語

  • 勝手気まま・・・まわりのことを気にせず自分がやりたいように行う

  • 無制限・・・制限が無い

  • 気まま・・・自分の考えるままに、えんりょせず行動する

  • 放縦(ほうじゅう)・・・勝手にやりたいことを行う

  • 放恣(ほうし)・・・勝手気ままでしまりのないこと

  • 野放図(のほうず)・・・規則にしばられずに行動すること

  • 奔放不羈(ふきほんぽう)・・・なにものにもしばられることなく自由に振る舞うこと/li>


奔放不羈(ふきほんぽう)なんて会話で使えるとカッコイイですよ。

まとめ


なんとなく使っている「放題」という言葉。
食べ放題、読み放題、荒れ放題、好き放題。


いろんな動作や状態の言葉+放題でできている言葉ですね。


放題」は「ある動作や状態をそのままに任せておくこと」を意味する言葉です。


和歌や俳句で「お題」を無視し和歌や俳句を詠むことを「傍題(ほうだい)」と言いました。
そこから動作や状態を好き勝手にすることを「放題」と言うようになったんです。


とっても身近な「〇〇放題」の「放題」という言葉。
それが和歌や俳句の言葉からきていたとは驚きです。


言葉の意味や漢字の使い方は時代の流れとともに変化していきます。
色んな言葉の由来を探るのもおもしろいんですよ。


今回は以上です。


あなたのご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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