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私は、年に一度の健康診断で、お医者さんに、こう言われちゃいました。
「もっと、コレステロールに気をつけないと、いけませんね。」
お医者さんに言われた、コレステロールっていう言葉はよく聞くんです。
でも、「コレステロールとは何かを説明して!」
なんて言われると、まったく答えられません。
まして、善玉、悪玉なんてことは、聞いたことはあるんです。
でも、なんのことなのか、さっぱりわからない。
さらに、コレステロールの値を下げる食品なんて、真剣に考えたこともありませんでした。
どうですか。
あなたも、健康診断で、同じようなことを言われて、悩んだことはありませんか?
ということで今回は、コレステロールとはなんのことなのか。
善玉と悪玉があるらしいけれど、どういうことなのか。
そして、コレステロールの値を下げるには、どんな食品がいいのかを見ていきましょう。
健康第一ですから^^
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目次
コレステロールとは何か
コレステロールとはなんのことなんでしょうか。
また、あなたの体や健康に、どんな影響をあたえるものなんでしょうか。
せっかくですから、生化学ではどういうのか。
そして、簡単にいうとどういうのかを見ていきましょう。
生化学でいうコレステロールとは何か
それではまずは、生化学で見ていきましょう。
ちなみに生化学とは、生物のいろんな生きていくうえでの現象を、化学をもちい研究するもののことを言います。
ウィキペディアによると、生化学で説明するコレステロールとは、こうなっています。
生化学で表現するコレステロールとは
生体内の代謝過程において主要な役割を果たしている。
まず多くの動物でステロイド合成の出発物質となっている。
また動物細胞においては、脂質二重層構造を持つ生体膜(細胞膜)の重要な構成物質である。
人間では肝臓および皮膚で生合成される。
肝臓で合成されたコレステロールは脂肪酸エステル体に変換され血液中のリポタンパク質により全身に輸送される。
この説明で、コレステロールが生きていく上で重要なものだとはわかります。
しかし、さすがに学問的に説明されると、言葉が難しいですね。
なので、つぎはコレステロールとは何なのかを、簡単に説明していきます。
コレステロールとは何かを簡単に説明
コレステロールとは、体の脂質の1割をリン脂質とともにしめる、脂肪分のことを言い、
体内のすみずみにまで広く分布しています。
しかし、脂肪分とはいえ、体を動かすときにエネルギーとして使われるのは、中性脂肪です。
なので、コレステロールは、エネルギーにならない脂肪分なんです。
このことを聞くと、役立たずの悪者の脂肪分のように思えますよね。
でも、コレステロールはこんな働きをして、がんばっているんですよ!
- 細胞膜をつくる
- 筋肉をつくるホルモンの材料になる
- 食べ物からとる栄養分の分解
- 栄養を吸収する胆汁酸の材料になる
なので、生きていくうえで、なくてはならない脂肪分なんです。
ちなみに、脂質を図解するとこんな感じになります。
上の脂質の図解にあるように、コレステロールは、HDL(善玉コレステロール)とLDL(悪玉コレステロール)にわけることができます。
「コレステロールは、生きていくうえでなくてはならない脂肪分と言ってたけど、
やっぱり悪玉がいるじゃないか!」
こんなふうにおもったあなた!
するどい!
しかし、このLDL(悪玉コレステロール)も、生きていくうえで、なくてはならないものなんです。
では、なぜ悪玉なんて名前がついているんでしょうか。
それではつぎに、このHDL(善玉コレステロール)とLDL(悪玉コレステロール)について見ていきましょう。
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HDL(善玉コレステロール)とLDL(悪玉コレステロール)とは何か
コレステロールはHDL(善玉コレステロール)とLDL(悪玉コレステロール)の2種類があります。
ちなみに、HDLとは高比重リポたんぱく、LDLとは低比重リポたんぱくのことです。
ここでは、そんな名前なんだなと見ておいてください。
えっ?そういわずに、もうちょっと、リポたんぱくのことを解説してよですか?
わかりました^^
血液中のコレステロールや中性脂肪などが、タンパク質と結合したものを、リポたんぱくと言うんです。
さあ、では善玉と悪玉のそれぞれについて、見ていくことにしましょう。
HDL(善玉コレステロール)とは何か
HDL(善玉コレステロール)は、体内、とくに血管にくっつきたまった、コレステロールをひっぺがします。
そして、肝臓まで運んで、排出してくれるんです。
血管にコレステロールがたまっていくと、恐ろしい動脈硬化になるリスクが高まります。
それを予防してくれる働きがあるので、善玉と呼ばれているんです。
LDL(悪玉コレステロール)とは何か
悪玉といっても生きていくうえで、なくてはならないコレステロール。
それは、LDL(悪玉コレステロール)が体じゅうに、コレステロールを運んでくれるからなんです。
その働きだけなら悪玉でもなんでもないんです。
しかし、粒子が細かいので、増えてくると血管にたまってへばりついてしまうんです。
これが多くなると、動脈硬化へと進行させてしまうために、悪玉と呼ばれているんです。
善玉、悪玉といっても、それは人がつけた名前で、どちらも生きていくうえで必要不可欠なものなんです。
そうはいっても!
そう、そうはいっても、やっぱりLDL(悪玉コレステロール)が増えすぎて、動脈硬化になるのは避けたいですよね^^
ではつぎに、コレステロールの値を下げる食品を紹介していきましょう。
コレステロールの値を下げる食品
あなたも私も、口から入る食べ物で、体はつくられています。
そこで、コレステロールの値をさげるのには、まずは、食べ物に注目しましょう。
そこで、効果をピカッと発揮してくれるのが、DHA、EPA、オレイン酸です!
なので、このDHA、EPA、オレイン酸を含んでいる食品を食べることで、値を下げる効果が期待できるんです。
それでは、発表します!
栄えある、コレステロールの値を下げる食品に選ばれたみなさんは、次の方々です!
- 青魚
- うなぎ
- まぐろ
- ぶり
- オリーブオイル
- 豚肉
- アーモンド
- ピーナッツ
これで終わってはいけません。
というのも、コレステロールを処理してくれる肝臓も元気でないといけません。
そこで、肝機能を高めてくれる働きがあるといわれているのがこちら!
それは、タウリンとアルギン酸です!
このタウリンとアルギン酸を含んでいる食品を紹介します。
- いか
- 貝類
- えび
- わかめ
- こんぶ
- ひじき
ここで紹介している食品をみていくと、ちょっと前の日本の食事を思い出しませんか
魚や海藻がいつも食卓にある、ちょっと前の日本の食事風景。
食事が欧米化していくき、美味しいものが手軽に食べれるようになり、その分健康を忘れていったのかもしれません。
まとめ
コレステロールは生きていくうえで、なくてはならないものです。
そして、コレステロールは善玉と悪玉があります。
悪玉といっても、ちゃんとあなたのために働いてくれています。
ただ、増えすぎると、動脈硬化になるリスクが高まってしまいます。
コレステロールの値を正常にするには、ちょっと前の日本の家庭の食事がいいようです。
いま日本では、魚介類や海藻の消費量が減ってきています。
美味しいものは、なんでもかんでも食べ続けていくと、あなたの体は悲鳴をあげてしまいます。
動脈硬化になってしまうと、あなたの人生まで悲鳴をあげてしまいます。
あなたの体は、あなたが食べているもので、できています。
どうぞ、あなたの体が元気かどうか、あなた自身に聞いてみてください。
コレステロールはもともとは、悪ではないのですから。
おたがいに、コレステロールの値に気をつけましょうね^^
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