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今では減ってしまった、石焼き芋の車での移動販売。
石焼き芋を販売する車が「い~しや~きいも~。」と言いながらやってくる。
「あ~、もう冬なんだな~。」という季節を感じる風物詩でもありました。
ドラえもんにでてくる、しずかちゃんも、サザエさんも大好きな石焼き芋。
じつは、この石焼き芋のもとである、さつまいもの栄養には、3つの特徴ある効果があるんです。
今回は、このさつまいもの栄養効果である、3つの大きな特徴についてみていきましょう。
そして、さつまいもは皮ごと食べたほうがいい理由も説明しています。
さらに、さつまいもを食べるとなぜおならがでるのかの理由も紹介していますよ^^
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目次
さつまいもの栄養成分
まずは、さつまいもが、どれだけ栄養豊富なものなのかをみていきましょう。
さつまいも100グラムあたりの(食べれる分)の栄養成分量
栄養成分 | 成分量 |
エネルギー | 132Kcal |
タンパク質 | 1.2グラム |
脂質 | 0.2グラム |
炭水化物 | 31.5グラム |
食物繊維 | 2.3グラム |
カルシウム | 470mg |
リン | 46mg |
鉄 | 0.7mg |
ナトリウム | 4mg |
ビタミンB1 | 0.11mg |
ビタミンB2 | 0.03mg |
ビタミンC | 29mg |
マグネシウム | 25mg |
カリウム | 470mg |
このように、さつまいもには、いろんな栄養成分が含まれています。
あなたが、さつまいもにイメージしている、食物繊維もいも類のなかではトップクラスの含有量なんです。
そのほかにも、いろんなビタミンやミネラルをバランスよく摂取することができる、食品です。
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注目すべき3つの成分の特徴
それでは、さつまいもの栄養効果のなかでも、注目すべき3つの成分。
それぞれの、特徴についてみていくことにしましょう。
ヤラピンの特徴
まずは、ヤラピンです。
このヤラピンは、便秘解消に役だっているんです。
生のさつまいもを切ると、白い液体がにじんででてきます。
これが、ヤラピンなんです。
このヤラピンは、胃や腸で消化されにくいため、体に中で、下剤のような役割を果たしてくれます。
胃や腸で消化されにくいので、水分を保ったまま、腸を刺激し、便秘解消に役立つというわけです。
食物繊維+ヤラピンで便秘をやっつけてくれるパワーがあるというわけなんです。
クロロゲン酸の特徴
つぎに紹介するのは、クロロゲン酸です。
クロロゲン酸は、発がん性物質のひとつ、ニトロソアミンの発生を抑制する効果が期待できるんです。
さらに、このクロロゲン酸は、生活習慣病や老化の元になると言われている、活性酸素を取り除く効果も期待できるんです。
なんかこのことを想像しながら、さつまいもを食べると、それだけで元気になっちゃいそうですね^^
アントシアニンの特徴
さつまいもの品種のなかで、アヤムラサキといういもがあります。
このいもは、切ってみると、その中身は紫色をしています。
この紫色の色素である、アントシアニン。
このアントシアニンは、ポリフェノールの仲間です。
この成分は、肝臓を元気にする効果が期待できます。
さらに、血圧が上がるのを押さえる効果も期待できる、すごいパワー成分なんです。
皮ごと食べよう
さつまいもの注目の3つの成分のうち、ヤラピンとクロロゲン酸。
この2つの成分は、さつまいもの皮の周辺に多く含まれています。
なので、せっかくさつまいもを食べるのなら、皮ごと食べないと大切な成分を損しちゃうんです。
さつまいもは、皮ごと、バリバリ食べちゃいましょう。
さつまいもの栄養「デンプン」はおならが出るけど腸が健康になる!
さつまいもを食べると、おならが出やすくなります。
この理由は、さつまいもに含まれるデンプンにあります。
さつまいもに含まれるデンプンは、細胞壁が壊れにくいという特徴があります。
なので、消化吸収されないまま腸までとどき、腸内細菌の栄養となってしまうんです。
そして腸内細菌によって分解され、ガスが発生してしまうんです。
なので、さつまいもを食べると、おならが出やすくなるんです。
しかし、さつまいものデンプンは、腸内の善玉細菌の栄養となるので、善玉菌を増やし悪玉菌を減らすパワーがあります。
さつまいもを食べて出るおならは、善玉菌が出す、いいおならなんですよ^^
おならが出る時間
善玉菌が出すおならとはいえ、やっぱり人前では、ちょっとねと思うあなた!
そんなあなたのための、豆知識を。
さつまいもを食べて、おならが出るまでの時間は食べてから6~7時間後になります。
このことを考えながら、さつまいもを食べればもう大丈夫です^^
まとめ
さつまいもは、美味しくて栄養豊富な健康にもいい食べ物です。
その多くの種類の栄養素のなかでも、注目すべき3つの栄養素、ヤラピン、クロロゲン酸、アントシアニン。
この栄養素の、ヤラピンとクロロゲン酸はさつまいもの皮の周辺に多く含まれています。
なので、さつまいもを食べるなら、皮ごと食べちゃいましょう。
そして、さつまいもを食べて出るおならは、善玉菌がさつまいものデンプンを食べて出すガスです。
おならが出たら「腸内の善玉菌が増えているんだ!」と元気よく、おならをしちゃいましょう^^
あなたの腸内の善玉菌も、いまや遅しと、さつまいもが腸に届くのを待ってますよ。
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