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漢字の熟語には見た目と読み方が違うこともあります。
たとえば「代替品」という漢字の熟語。
読み間違いで多いのが「だいがえひん」です。
正しくは「だいたいひん」と読みます。
「脆弱」もそんな読み間違いが多い熟語です。
間違って「きじゃく」と読む人もいます。
おや?ちょっとそわそわしていますね。
もしかしてあなたも「きじゃく」と読んでいませんか?
今回はそんなあなたに。
「脆弱」の正しい読み方と意味。
そして使い方を例文で紹介しています。
さらに社会人としてのあなたの会話を豊かにするために。
類義語と反対語も紹介しますから覚えておきませんか。
それではまいりましょう。
読み方と意味
まずは読み方がわからないとはじまりません。
「脆弱」は「ぜいじゃく」と読みます。
「きじゃく」ではないので注意しましょう。
意味
読み方がわかったところで、意味をみてみましょう。
意味がちゃんとわからないと会話や文章で使えませんから。
いろんなことがもろく弱いこと
ところで「脆弱」と検索しようと、いくつかのサジェストキーワードがでてきます。
そのサジェストキーワードに「脆弱性(ぜいじゃくせい)」というキーワードがでてきます。
「脆弱」の意味はわかったけれど「脆弱性」ってどんな意味なんでしょうか。
あなたもコンピューター関連の記事で見たことはありませんか。
この「脆弱性」という言葉。
せっかくですからついでにこの言葉の意味もみてみましょう。
Googleなどで検索しようとキーワードを入力する。
↓
そのキーワードと一緒に検索される可能性があるキーワードが表示される。
↓
この予測されるキーワードをサジェストキーワードといいます。
脆弱性の意味とは
では脆弱性の意味をみてみましょう。
コンピュータネットワーク上の安全性の欠陥のこと。
脆弱性があるとウイルスに感染したり、不正アクセスで被害にあったりする恐れがあります。
仮想通過がネット上で盗まれたりしていますよね。
コンピュータ世界の今、ネットワーク上の欠陥があったらどうなるのか。
国家の安全問題にもなりかねない重要な問題です。
使い方
読み方と意味がわかっても実際に会話やメールで使えないといけません。
なので使い方を例文で紹介していきます。
せっかくなので「脆弱性」の使い方もみてみましょう。
脆弱を使った例文
- 彼は生まれつき精神が脆弱だ
- 地盤が脆弱だと地震に弱い建物しかできない
- そんな脆弱な体では修行についていけないよ
- わが社はこのままでは、株主に組織の脆弱さを知られてしまう
いろんなことがらが、もろく弱いというときに使います。
物質だけでなく心、精神、体の弱いことを表現するときにも使います。
脆弱性を使った例文
- 古いOSには脆弱性がありネットをつないで使うのは危険だ
- 不正アクセスを防ぐためには脆弱性を克服しないといけない
- 脆弱性をそのままにしておくと国家機密まで盗まれてしまう
- 脆弱性のあるサーバーは費用が格安でも契約しないほうがいい
今や世界はネット社会になっています。
ネットが使えないとビジネスもできません。
だからこそコンピュータネットワーク上の安全性の欠陥。
その脆弱性は小さな会社から国家まで克服しないといけない課題なんです。
類義語
それではつぎに「脆弱」の類義語をみていきましょう。
- 弱い・・・力がおとっている
- か細い・・・細くて弱々しい
- 虚弱(きょじゃく)・・・体が病気に対して弱い
- 惰弱(だじゃく)・・・いくじがないこと
- 病弱・・・病気にかかりやすい 病で体が弱っている
- もろい・・・こわれたりくずれやすい
- 弱弱しい・・・元気がないようす
弱いとかこわれやすい。
そんな意味を持つ言葉が「脆弱」の類語になります。
反対語
言葉には類義語があれば反対語もあります。
それでは「脆弱」の反対語をみてみましょう。
- 強靭(きょうじん)・・・しなやかで強い
- 頑丈(がんじょう)・・・体や物のつくりが頑丈(がんじょう)なこと
- 屈強(くっきょう)・・・力が強いこと
- 堅牢(けんろう)・・・じょうぶなこと
- 強健(きょうけん)・・・病気にならないこと
強くがんじょうなこと。
そんな意味を持つ言葉が「脆弱」の反対語になります。
反対語はちょっと難しい言葉があります。
ちゃんと理解して会話やメールに使ってください。
まとめ
使うことがないようでビジネス文章やメールで使う「脆弱」という言葉。
新聞やビジネス書なんかでは見ることもあります。
なので社会人としてこの言葉は知っておくべき言葉です。
「脆弱」の読み方は「ぜいじゃく」と読みます。
意味は「いろんなことがもろく弱いこと」です。
物だけでなく体や心が弱いことにも使います。
また「コンピュータネットワーク上の安全性の欠陥のこと」を脆弱性と言います。
この言葉も新聞などで出てくる言葉です。
「脆弱」といっしょにおぼえておいたほうがいい言葉です。
今回は以上です。
あなたのご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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