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日本に1930年代に入ってきた、フルーツがあります。
その名は、グレープフルーツ。
その当時は高級フルーツでしたが、1970年代の輸入自由化によって、気軽に食べれるフルーツになりました。
日本では他のフルーツにくらべて、そんなに人気の無いフルーツです。
しかし、アメリカでは、1990年代に人気が急上昇しました。
その理由は、グレープフルーツのいろんな健康効果にあったんです。
ということで今回は、グレープフルーツの健康効果の理由ををみていきましょう。
血圧や疲労回復、そしてストレスにも効果があるといわれているんですよ^^
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目次
グレープフルーツとは
グレープフルーツとは、ミカン科ザボン類のフルーツです。
そして、18世紀に西インド諸島で、ザボンとオレンジから生まれたフルーツなんです。
今では、アジア、北アメリカ、アフリカ、ヨーロッパなど多くの国々で生産されています。
グレープという名前がついているのは、実が枝にブドウのように房(ふさ)になってつくことから、名付けられました。
そして、グレープフルーツには、ホワイト・ピンク・ルビーの三種類があります。
フルーツ消費が減ってきている日本では、ものすごく人気のあるフルーツというわけではありません。
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グレープフルーツの効果
グレープフルーツを食べると、いろんな効果が期待できます。
それでは、その効果を1つづつ見ていくことにしましょう。
グレープフルーツの効果は癌(がん)に期待できる
始めに、アメリカでは、1990年代にグレープフルーツの人気が急上昇したと言いました。
それには、こういう理由があったんです。
アメリカのアメリカン・キャンサー・ソサエティ(アメリカ癌学会)が、1990年代後半にこんな発表をしました。
『グレープフルーツを食べることにより、癌予防に期待できる。』
この発表がされたあと、アメリカでのグレープフルーツの消費が急上昇したんです。
それでは、癌予防が期待できるのは、グレープフルーツのどんな成分なんでしょうか。
グレープフルーツを食べると、ちょっと苦みがあります。
この苦み成分には、リモニンが含まれています。
このリモニンを取り続けけると、発癌性物質を、体外に排出する効果が期待できると言われています。
グレープフルーツの効果は高血圧に期待できる
グレープフルーツの成分でイノシトールというものがあります。
イノシトールと言う成分は、ビタミン様物質で、抗酸化物質と悪玉コレステロールを減少させる効果が期待できるももです。
そして、肝臓の脂肪やコレステロールの代謝を促進する働きがあります。
この働きが血液をサラサラにする効果が期待でき、動脈硬化を防ぐ効果が期待できるんです。
この働きにより血流が改善されて、高血圧に効果が期待できるんです。
グレープフルーツの効果は疲労回復に対し期待できる
グレープフルーツの酸っぱい味は、クエン酸が含まれているからです。
食べ物にふくまれている、ブドウ糖は、炭酸ガスと水に分解されます。
しかし、その燃えカスが、体内に酸性物質となり体内にたまっていくと、疲れとなってしまうんです。
そこで、お助けヒーローとして登場するのが、クエン酸なんです。
このクエン酸が、酸性物質が体内にたまりのを防いでくれるんです。
そのことを「クエン酸回路」といっています。
このクエン酸回路により、酸性物質は、炭酸ガスと水に分解されていくんです。
そして、体内の酸性物質が減少し、疲労回復につながっていきます。
ちなみに、クエン酸回路とはこういうものです。
このクエン酸が主役で働く、クエン酸回路により、疲労回復が期待できるのです。
グレープフルーツの効果はストレス防止に期待できる
グレープフルーツには、1個あたり、人の1日に必要なビタミンCがふくまれています。
人はストレスに対抗するために、副腎から、副腎皮質ホルモンを分泌します。
この副腎皮質ホルモンにはビタミンCが必要なんです。
なので、グレープフルーツを毎日食べることにより、ストレスに打ち勝つ効果に期待ができるんです。
グレープフルーツの効果は貧血防止に期待できる
貧血というと思いうかぶのは、鉄分不足です。
しかし、鉄分不足以外にも、貧血の原因はあるんです。
それが、葉酸不足なんです。
葉酸が不足すると、血液中の赤血球が大きくなってしまい、赤血球の数が少なくなります。
赤血球は体中に酸素を運ぶ役目があります。
赤血球の数が少なくなることで、体への酸素の供給が減ってしまい、結果、貧血になってしまうんです。
グレープフルーツには、葉酸がふくまれています。
- グレープフルーツ・・・1個当たり250マイクログラム
- ほうれん草・・・・・3束で100マイクログラム
- アスパラガス4本・・・60マイクログラム
ちなみに、貧血で悩むことの多い成人女性で、1日に必要な葉酸は200マイクログラムだといわれています。
なので、グレープフルーツを食べることで、貧血防止が期待できるんです。
グレープフルーツの効果的な食べ方
グレープフルーツを食べるときは、そのまま食べるか、ジュースとして飲むかが普通です。
健康に効果的にグレープフルーツを食べるには、どちらでもかまいません。
ただ、グレープフルーツジュースを飲むときには、濃縮還元ジュースではなく、ストレートジューのほうがいいでしょう。
というのも、濃縮還元ジュースは、濃縮した果汁をもとにもどすのに、糖分を加えている物もあるからなんです。
グレープフルーツを毎日1個食べるか、1日1杯のストレートタイプのジュースを飲む。
その習慣が、あなたの健康にすてきな効果が期待できるんです。
グレープフルーツジュースで薬を飲むのは禁忌(きんき)
グレープフルーツジュースで薬を飲むのは、いけません!
グレープフルーツにふくまれるフラノクマリンが、薬の血中濃度をあげてしまいます。
なので、クスリの効果が増加する恐れがあるんです。
悪くすると、血圧低下、頭痛、めまい、心拍数増加などの副作用がでてしまいます。
薬を服用しているあいだは、グレープフルーツを食べたり飲んだりするのは、やめておきましょう。
まとめ
グレープフルーツは、ザボンとオレンジから生まれたフルーツです。
そして、グレープフルーツは、高血圧・疲労回復・ストレス防止の効果が期待できるフルーツです。
さらに、貧血にも効果が期待できる、あなたの健康のために、食べた方が良いフルーツです。
ジュースとして飲むなら、濃縮還元ジュースより、ストレートジュースがおすすめです。
しかし、薬を飲んでいる間は、グレープフルーツを食べたり飲んだりするのは、やめておきましょう。
薬が効きすぎて、思わぬ副作用におそわれるかもしれません。
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