スポンサーリンク
緑黄色野菜の代表各のピーマン。
子供のころは、あの苦みを、味わうなんてとんでもなかった、ピーマン。
カタカナで書きますから外来語だろうなというのは、想像がつきます。
「外来語というと英語かな。」なんて思ってしまいがちですが、読んだ通り”peaman”と言っても、英語圏の人には全く通じません。
つまり、ピーマンは語源は英語ではないのです。
ちょっと、びっくりですよね。
では、英語でピーマンはなんというのでしょうか。
今回は、ピーマンを英語でなんと表現したらよいかと、
ピーマンの語源と由来について紹介します。
スポンサーリンク
目次
ピーマンは英語でなんというのか
ピーマンは、英語でいうと、こう言います。
- green pepper(グリーンペッパー)
- bell pepper (ベルペッパー)
- sweet pepper(スウィートペッパー)
さすがに、英語っぽい・・・というか英語なんでした・・・。
さて、このまんまだと、英単語をおぼえる受験生みたいで、味気ないですね。
それでは、つぎに、この英単語の意味をみていきましょう。
英語の意味
それでは、それぞれの英単語の意味をみていきましょう。
- green pepper(グリーンペッパー)は「緑の唐辛子(トウガラシ)という意味
- bell pepper (ベルペッパー)は「鈴の形をした唐辛子(トウガラシ)という意味
- sweet pepper(スウィートペッパー)は「甘い唐辛子(トウガラシ)という意味
英語でピーマンをあらわすと、唐辛子(トウガラシ)なんですね。
英語であらわしたほうが、ピーマンの特徴がよくでています。
あなたは、どの英語での呼び名が好きですか。
私は・・・「bell pepper(ベルペッパー)」が一番ピンときます。
チリンチリンと鳴る、鈴の形をした唐辛子が一番のお気に入りです。
これから、八百屋さんに行ったら、「この、bell pepper(ベルペッパー)ください。」なんて言ったりして。
英語でいうとなぜ唐辛子?
たんに、唐辛子を英語でいうと「red pepper」と言い、とっても辛い唐辛子は「hot pepper」と言います。
ピーマンを英語であらわすと、なぜ「pepper」がつくのでしょうか。
ちょっとだけ、話が脱線しますが、この理由をしっていたほうが、ピーマンのことがもっとわかりますから、ご勘弁を。
じつは、ピーマンは植物の分類では、ナス科-ナス目-トウガラシ属に分類されるんです。
れっきとした、唐辛子の仲間なんです。
そして、辛みをなくすように品種改良されたのが、ピーマンなんです。
なので、英語にすると「pepper」がつくんです。
いや~、目から鱗が落ちるとは、このことですね。
オーストラリアではなんというのか
英語が母国語の国、オーストラリア。
でも、オーストラリアでは、ピーマンのことを「green pepper(グリーンペッパー)」とは言いません。
おなじ英語圏なのに、世界は広いもんです。
それというのも、私たちが普通英語というのは、アメリカ英語ですよね。
ところが、オーストラリアはイギリス英語なんです。
それでは、発表します!
オーストラリアでピーマンは「capsicum(キャプシカム)」といいます。
「capsicum(キャプシカム)」は日本語で、唐辛子という意味です。
あれ?ピーマンじゃない!なぜなんだ・・・・・。
ご安心ください。
じつは、オーストラリアでは、唐辛子の一種とされているものは、みんな「capsicum(キャプシカム)」というんです。
「ところ変われば品変わる」みたいなものなんです。
スポンサーリンク
ピーマンの語源と由来
ピーマンは英語ではないことは、はっきりとしました。
それでは、いったい何語なんでしょうか。
じつは、日本には、いろんな国からいろんな言葉のものが入ってきています。
そして、その言葉を日本語でいいやすいように変え、他国語のような日本語のような言葉に変えていくのが、日本人は得意なんです。
ピーマンもそうなんです!
ピーマンは、唐辛子を意味するフランス語の「piment(ピマン)」が語源なんです。
唐辛子は、江戸時代に入ってきました。
ただ、辛くない甘味のある唐辛子、つまりピーマンは、明治時代になって日本に入ってきました。
しかし、ずっと以前に入って来ていた「piment(ピマン)」と言う言葉を使い、ピーマンと呼ぶようになったんです。
たしかに、日本人的には「その、ピマンちょうだい。」より、「そのピーマンちょうだい。」のほうがしっくりときませんか。
私は・・・やっぱり、ピーマンのほうが呼びやすいです。
まとめ
ピーマンって明治時代に日本に入ってきた、野菜だったんです。
その語源が、フランス語にあったとは、驚きです。
おそるべし、ピーマン。
ビタミンやミネラルが豊富なピーマンをもりもり食べて、元気になりましょう。
では、「Je voudrais vous revoir!」
えっ?これってなにって思いました?
ピーマンってフランス語が語源だったじゃないですか。
それで、フランス語で、あなたに「またお会いしましょう。」ってごあいさつしたんです。
では、あらためて「Je voudrais vous revoir!」
スポンサーリンク