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日本でも秋になると、大人から子供まで、わくわくしながら、待っているイベントがありますよね。
そう!ハロウィンです。
マスコミなんかも、ハロウィン特集をやったりしています。
あなたは、今年は、どんな仮装しちゃいますか。
今回は、ハロウィンとは何なのか。
そして、子供に簡単に説明するとどうなるのか。
さらに、2017年はいつ開催されるのかを紹介しています。
実は私、小学生の息子に聞かれたことがあるんです。
「お父さん、ハロウィンってなんのお祭なの?」
「なんで、みんなおばけなんかのまねしているの?」
私は、答えましたよ^^
「ハロウィンとは何かというとね・・・・・。」
「なんで、みんな、おばけのまねをしているかというとね・・・・・。」
息子は「へ~そうなんだ!」と感心してくれました。
あなたもこの記事を読めば、ハロウィンのことを、子供さんに簡単に説明できるようになります。
そして、大人向けのハロウィンの紹介もしていますから、みんなに説明できるようになっちゃいます。
まずは、くわしく知るために、大人向けの説明からまいりましょう。
その後、子供向けに簡単に説明する話し方を紹介していますから、どうぞ最後までお読みくださいね。
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目次
ハロウィンの由来
キリスト教の祝日で「万聖節(ばんせいせつ)」という日があります。
この「万聖節」は「諸聖人の祝日」「聖徒の日」とも言われていて、キリスト教のあらゆる聖人を、あがめうやまう日なんです。
そして、ハロウィンとはこの「万聖節」の前夜祭なんです。
クリスマスでいうところの、クリスマスイブみたいな日なんですね。
万聖節は英語で、「ALL Hallows」と言います。
その前夜祭ですから、クリスマスイブのようにイブがついて「ALL Hallows eve」と言います。
このALL Hallows eveをHallows eveと呼ぶようになり、さらにこの言い方の発音がくずれて、「Halloween」になったと言われています。
ハロウィンの誕生です。
ハロウィンの起源
では、次にこのお祭の起源を探っていきましょう。
実は、このお祭の起源は紀元前まで、さかのぼります。
古代ヨーロッパの中部や西部に住んでいた、古代ケルト民族。
古代ケルト民族の世界では、10月31日が1年の終わりの日だったんです。
日本で言うところの、大晦日ですね。
そして、この1年最後の日である10月31日はお祭の日だったんです。
しかも、このお祭りの日には、死んだ人の霊が親族をたずねてくると信じられていました。
さらに、死んだ人の霊だけではなく、悪霊や魔物もやってきて、悪さをする日ともされていました。
悪霊や魔物が、農作物を荒らしたり、家畜をおそったり、魂を取ったり、子供をさらったりするとされている日だったんです。
この10月31日の古代ケルト民族のお祭が、ヨーロッパに広がっていったキリスト教と融合し、現在のハロウィンになっていきました。
そして、はい!注目してください!
この起源の紹介の中に、なぜ、ハロウィンで仮装するのかの、大きなヒントが隠されていますよ。
そのヒントが何か、わかりますか?
えっ?はやく答えないと、違うブログにいっちゃうよ、ですって!?
・・・・・わかりました!
では、つぎに、なぜ仮装するのかを紹介しますから、チャンネルはそのままで!
このあとすぐ!カミングスーンです!
ハロウィンでなぜ仮装するのか
日本でも、ハロウィンには、ドラキュラや魔女、狼男やガイコツ、ゾンビや悪魔、そして、おばけかぼちゃなどの悪霊や魔物に仮装します。
では、なぜ悪霊や魔物に仮装するのでしょうか。
ハロウィンの起源の説明で、悪霊や魔物が魂を取ったり、子供をさらったりすると書いていましたよね。
勘のいい、あなたなら、もうわかりましたか?
(私のひとり言)仲間同士って、仲が良いんですよね・・・・・。
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えっ!わかりましたか!さすがです。
では、答えをどうぞ!
- 悪霊や魔物に仲間だと思わせるため
- ドラキュラや魔女、ゾンビや悪魔などの仮装していると、本物の悪霊や魔物が怖がり、逃げていくから
ピンポンピンポン!正解です!
親せきの霊がやってくるのは、まだ知っている人の霊ですから、がまんできるとして。
(私は、怖がりなので、がまんできないかも・・・。)
悪霊や魔物に魂を取られたり、子供をさらわれたりするなんて、がまんできませんよね。
なので、怖~い、魔物などに仮装して、難を逃れるようにするためなんです。
ハロウィンのかぼちゃの名前と由来
ハロウィンと言えば、大きなかぼちゃの中身をくりぬいて、おばけのような顔にしてろうそくの火をともす、おばけかぼちゃが思いうかびます。
このおばけかぼちゃには、ちゃんと名前があるんですよ。
このおばけかぼちゃの名前は「ジャック・オ・ランタン」と言います。
ランタンとは、提灯や手さげのランプのことを言います。
ですから、「ジャック・オ・ランタン」とは「提灯のジャック」という意味になります。
では、どうして、このおばけかぼちゃの「ジャック・オ・ランタン」が有名なんでしょうか。
ハロウィンには、いくつかの逸話(いつわ)がありますが、一番有名な逸話が「ジャック・オ・ランタン」の話なんです。
あなたが、子供さんから「なんで、かぼちゃの中に火をつけてるの?」と聞かれたときに役に立つ、「ジャック・オ・ランタン」の話を紹介します。
アイルランドに「ジャック」と言う名前の悪いことばかりしている、男がいました。
ある年の10月31日に、地獄の悪魔がジャックの魂を奪いにやってきました。
悪知恵のはたらくジャックは、悪魔をうまくだまして、「10年間は、魂を取りに来ない。」という約束をさせることに成功しました。
10年たって、その悪魔が再びジャックの魂を奪いにやってきました。
しかし、そのときもジャックは悪知恵をはたらかせ、悪魔に「魂を取らない。」という約束をさせることに、再び成功したんです。
そんなジャックも、寿命がつき亡くなってしまうときがやってきました。
生きているときに、悪いことばかりしていたジャックは、天国にいくことはできませんでした。
それで、あきらめて地獄へと向かったジャックが出会ったのは、ジャックの魂を奪いにやってきていた悪魔だったんです。
その悪魔は言いました。
「ジャック!お前との約束通りに、あまえの魂を取ることはしない。」
「だから、お前を地獄に入れることはできない。」
こうして、死んでしまったのに、天国にも地獄にもはいることができなくなったジャック。
なので、ジャックは、あの世とこの世の間をさまよい続けることしかできなくなったんです。
さまよい続けなくてはならない道は、とても暗くて、道が見えません。
そこで、悪魔は地獄の火をジャックにあげました。
地獄の火をもらったジャックは、カブの中にその火を入れ、永遠に終わることにない、あの世とこの世の間をさまよい続ける旅を続けているんです。
そんなジャックのことを、「提灯のジャック⇒ジャック・オ・ランタン」と呼ぶようになったんです。
さあ、これで、ハロウィンと、おばけかぼちゃの関係がわかりましたか。
あれ?ジャックが地獄の火を入れたのは、カブだって、たった今、私は紹介しましたよね。
へんですね~、この話は確かにカブに地獄の火を入れたはずなんですよね・・・・・。
ちょっと、お待ちくださいね・・・・・。
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お待たせしました!
やっぱり、ジャックが地獄の火を入れて手さげランプを作ったのは、カブで間違いありません。
この、アイルランドの話がアメリカに伝わり、かぼちゃに変わってしまったんです。
というのも、アメリカではカブはなじみがなく、収穫量が多い「かぼちゃ」をつかって、おばけかぼちゃの提灯を作るのが広まったというわけなんです。
さすがにアメリカで広がると、世界に広まるんですね。
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トリックオアトリートと言われたら?
ハロウィンの夜、思い思いの仮装をした子供たちが、家々をまわりながらこう言います。
「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」と言いながら大人にお菓子をもらうんです。
トリックオアトリートの意味
「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」とは「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうよ」という意味です。
トリックは「いたずら」、トリートは「ごちそうする、もてなす、与える」という意味です。
トリックは日本でもなじみのある言葉ですが、トリートはちょっとなじみが薄いかもしれませんね。
たとえば、This is my teratとは、「私のおごりね。」という意味になります。
ん~、しばらく、この言葉、言ってませんね・・・・・。
トリックオアトリートの起源
ところで、なぜ、ハロウィンの夜に子供たちは「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」って言いながら家々をまわるんでしょうか。
この起源は、ヨーロッパのある習慣に関係があります。
それは「Souling(ソウリング)」という習慣です。
キリスト教の祝日である「万聖節(ばんせいせつ)」の翌日は「死者の日」という日になっています。
この日には、キリスト教の信者が家々をまわり、天国に行けずにさまよっている魂を鎮めて行きました。
そして、魂を鎮めてもらった家々で、お礼として「ソウルケーキ」というお菓子を差し出していたんです。
この「ソウルケーキ」を差し出さなかったときには、魂を鎮めることができずに、魂がいたずらをすると言われていました。
この話って、なにかに似ていませんか。
「お菓子」が登場していますし、「魂=霊魂=お化け」とも言えますよね。
「ソウルケーキ」を差し出さなかったら、魂=お化けが、いたずらしちゃうよ!
まさに、「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」です。
さすがにハロウィンに関係することは、ワールドワイドな世界ですね。
トリックオアトリートと言われたらどうするの?
では、あなたがハロウィンの夜に、仮装した子供たちに「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」と言われたら、どうしたらいいんでしょうか。
子供たちが仮装をし「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」と言って来たら、こう答えてあげましょう。
- Happy Halloween!(ハッピー・ハロウィン!)
- Treat!(トリート!)
こんなふうに答えて、お菓子をあげましょうね。
これは、正統派の「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」に対しての答え方です。
でもね、私はこう思うんです。
子供って世界中、どんな国であっても、お祭って聞くとわくわくして、その日を待っています。
大人の私だって、お祭と聞くと、わくわくしますもの。
そして、子供っていたずらも大好きです!
せっかく、いろんな仮装をして楽しむお祭なんですから、すこしぐらい、いたずらをさせてあげる大人がいてもいいんじゃないでしょうか。
たとえば、これは、私と息子がハロウィンのときに、遊んだ方法です。
ちなみに、そのときの息子は幼稚園の年長さんでした。
仮装については、ファンシーグッズが売っている店で、妖怪の覆面を買い、息子が化け物になりました。
で、息子は私に、幼稚園で習ったせりふを言うんです。
「トリック・オア・トリート」ってね。
そこで、私は、化け物になったつもりの息子にこう言いました。
「水鉄砲で私に勝ったら、お菓子をあげるよ。」と。
水鉄砲合戦のスタートです。
もちろん、私は本気はださずに、降参してあげました。
「まいった!お菓子をあげるよ。」と。
息子は勝ち誇り、お菓子をもらって、母親に自慢していました。
さて、ここまでは、大人のあなたに向かってハロウィンの色んなことを紹介してきました。
それでは、お待ちかねですよね!私が息子に質問されたこと。
「お父さん、ハロウィンってなんのお祭なの?」
「なんで、みんなおばけなんかのまねしているの?」
私が息子のこの質問にどう答えたかを、紹介します。
ハロウィンを子供向けに簡単に説明
では、お待たせしました。
私が幼稚園の年長さん息子に、ハロウィンのことにつて聞かれたとき、どう答えたかを紹介します。
ぜひ、あなたが、おこさんに聞かれたときの、参考になさってくださいね。
ハロウィンというのは、昔々、ある国であった怖い怖いことが、始まりだったんだ。
その国は、10月31日が1年の終わりの日という不思議な国だったんだね。
そして、10月31日には、死んだ人の霊が、親戚や兄弟に会いにやってくる日でもあったんだけれど、死んだ人の霊に、お化けや悪魔がいっしょについてきてしまっていたんだ。
お化けや悪魔はは怖いから、どうしたらお化けや悪魔から逃げれるかを考えました。
そして、すてきな考えがうかびました。
「みんな、お化けや悪魔のまねをして、仲間だと勘違いさせよう!」
じょうずに、お化けや悪魔のまねをしていたら、逆に、気の弱いお化けや悪魔は、こわがって逃げ出すようになったんだ。
さあ!〇〇ちゃん(あなたのお子様の名前をどうぞ)も、お化けのまねをして、みんなといっしょに、お化けを追い返しに行こう!
これが、私が実際に幼稚園の年長さんの息子にハロウィンを説明した内容です。
いかがでしたか。
細かい内容は、話してもわからないですから、これで息子は「へ~!」と感心してくれました^^
ぜひ、あなたも、今回のハロウィンのことを紹介したこの記事を読んでいただき、あなたなりの「ハロウィンって何?」の話をつくってみませんか。
子供さんに聞かれたときに、「へ~、そうなんだ!」と言われてみませんか。
子供に感心されると、けっこううれしいものですよ^^
2017年のハロウィンはいつなのか
では、2017年のハロウィンはいつなんでしょうか。
答えはこの記事のなかにあります。
気がつかれましたか?
ヒントは「ハロウィンの起源」のところで、古代ケルト民族の世界では、10月31日が1年の終わりの日。
そして、この日はお祭の日だった。
そういうふうに紹介していますよね。
そうです!答えは・・・・・。
10月31日です!
毎年、10月31日がハロウィンの日なんです。
しかし、どんな仮装をしようかなんて考えるには、当日ではまにあいませんし、9月後半から日本ではハロウィン気分になっちゃいます。
でも、祭の本番は10月31日ですよ。
今年の10月31日も、Happy Halloween!(ハッピー・ハロウィン!)で楽しみましょう。
まとめ
もともと、ハロウィンは宗教的な行事で、日本で言う「お盆」のようなものだったんです。
けれども、今では、お祭のようになってしまいました。
日本では、海外の行事は、なんでもお祭のようにしたり、商売に結び付けたりしています。
古代ケルト民族も、苦笑いしているかもしてませんね。
しかし、日本ではハロウィンの経済効果は1,300億円を超えたと言われています。
あの、国民的な行事の「バレンタインデー」の経済効果を抜いたともいわれています。
こうなったら、ハロウィンをみんなで楽しんで、景気をよくしちゃいませんか。
さあ!みんなでHappy Halloween!(ハッピー・ハロウィン!)
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