お盆の意味を子供に簡単に説明できる!?由来や仏教との関係も紹介

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お盆の意味を自分の子供に簡単に、わかりやすく説明するって、ふだん考えたこともありませんでした。

それに自分自身、お盆の意味や由来について深く考えたことなんてなかったんです。

なのに、子供から急に、「お盆ってなんのこと?」と聞かれたときがあったんです。

とっさに、「じいじやばあばの、お父さんやお母さんが眠ってるお墓に、ぼくは元気だよって、あいさつに行く日。」
と答えてしまいました。

お盆の盆踊り

ご先祖様と言っても、まだわからないだろうなと思い身近な、じいじ(祖父のこと)、ばあば(祖母のこと)の親のことを言ったんです。

子供は親に疑問を問いかけて、親からの答えはすなおに正しい答えだと受け止めますよね。

なので今回は、お盆を子供に簡単に説明するにはどう言えばいいのか。
そして、大人がお盆のことをきちんと理解できるように、意味、由来、仏教との関係まで紹介しちゃいます。

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お盆を子供に簡単に説明するならこれ!

もしもお子さんや小さな子供から「お盆ってなんなの?」と聞かれたらどう答えてあげますか。

小さな子供に難しい言葉を使っても、小さな子供には伝わりません。

しかも、「昔からそう言ってるから、意味がわからなくてもそういうことなの!」
なんて答えは、もっとダメですよね。

私が、子供が幼稚園に入ったばかりのとき(お寺さんが経営している幼稚園なんです)

「お盆ってなんのこと?」と聞かれて私が行った答え。

「じいじやばあばの、お父さんやお母さんが眠ってるお墓に、ぼくは元気だよって、あいさつに行く日。」

お盆のことを聞かれるなんて考えてもいなかったので、とっさに出た答えですが、ちょっと言葉が足りないですね。

そこで、あなたがご自分の子供さんやまわりの小さな子供から「お盆ってなんなの?」と聞かれたときの答え方をご用意しました。

お盆ってなんなの?て子供に聞かれたらどう説明しますか。

お盆ってね、みんなが、おじいちゃんやおばあちゃん。
そして、そのまたおじいちゃんやおばあちゃんに、ありがとうございますって言う日のことなんだよ。

どうしてかって言うと、〇〇ちゃんが、生まれてきたのは、〇〇ちゃんのずっと前にいた、おじいちゃんやおばあちゃんの、そのまたおじいちゃんやおばあちゃんがいたからなんだ。

そして、ずっと前にいたおじいちゃんやおばあちゃん、そのまたおじいちゃんやおばあちゃんがお盆に、〇〇ちゃんに会いにもどってくるんだ。
「〇〇ちゃん、元気にしてますか?」ってね。

だから、お盆に〇〇ちゃんに会いに来てくれる、ずっと昔のおじいちゃんやおばあちゃんたちに、ありがとうって言う日がお盆なんだ。

「ずっと昔の、おじいちゃんやおばあちゃんがいてくれたから、〇〇は生まれたんだよ。」
「ありがとう。これからも〇〇を見守っていてね。」

こんなふうに〇〇ちゃんが、昔のおじいちゃんやおばあちゃんに言うと、昔のおじいちゃんやおばあちゃんは、うれしくて楽しくなっちゃうんだ。

〇〇ちゃんは、うれしくなることや楽しくなることを、他の人がしてくれたら、こういうでしょう。
「ありがとう。」って。

だから、昔のおじいちゃんやおばあちゃんもこう言うんだよ。

「〇〇ちゃん、私たちに、ありがとうって言ってくれて、ありがとう。」

「また来年のお盆に〇〇ちゃんに会いに来るからね。」

みんなが、みんなの昔のおじいちゃんやおばあちゃんに、「ありがとう」って言う日がお盆なんだよ。

これは、実際に私が幼稚園の自分の子供にお盆のことを、話した時の一部です。

ご先祖様という言葉もまだわかっていない子供に、お盆のことを説明してみました。

あなたの参考になれば、うれしいです。

では、これからは大人のあなたに向けてお盆のことを紹介しますね。

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意味

お盆とは仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)の言葉を略して言っている行事の言葉です。

そして、お盆とは、お盆の期間に帰ってくる、ご先祖様の霊を迎い入れて供養し、また送る期間、行事のこと。

日本でも昔から、ご先祖様を大切にする習慣があり、その習慣と中国から伝来した仏教の教えがまじりあい、「お盆」が生まれました。

お盆行事は今では、太陽暦の8月15日前後に行われることが多いようです。

由来はどこから来ているのか

お盆は、仏教行事の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という旧暦の7月13日から16日のときに行われる仏教行事からきています。

盂蘭盆会は祖先や父母の霊を供養し、亡き人を思う行事です。

「お盆」の盆は、もともとご先祖様などにお供えする品物を置くもののことなんです。
そのことと「盂蘭盆会」の「盆」と混同され、行事しのもののことが「お盆」となったと言われています。

また、「盂蘭盆会」は古代インドのサンスクリット語の「ウラブバナ」を漢字表記したものです。
ウラブバナはとても苦しいことを意味し、そのことから「盂蘭盆会」はその苦しみを取り除くための行事でもあります。

仏教との関係

お盆と仏教徒の関係はどのようになっているのでしょうか。

盂蘭盆会と言う言葉が古代中国に伝わり、その盂蘭盆会から仏教の経典である「盂蘭盆経」がつくられました。
経典には教行が書かれています。

ちなみに、教行とは、仏さまの教えとその教えに従ってどんな修行をすればよいのかが書かれています。

この「盂蘭盆経」のなかに仏さまの説法が書かれています。

「盂蘭盆経」によれば、


仏さまの高弟である、目連(モッガラーナ)が神通力を得て、その神通力で亡き母をさがしました。

すると母は餓鬼道に落ちていて、やせ細っていました。

そこで、目連が食べ物を母に差し出し、母がそれを食べようとすると、食べる前にみんな炭になってしまい、食べることができません。

どうすることもできない目連は仏さまのところへ行き、そのことを話しました。

仏さまは「あなたの母は生きているときに重い罪をおかしてしまったようです。
あなた一人の力では、どうすることもできません。」とお話になり、目連にこう言いました。

「7月15日(旧暦)に、すべての修行僧たちに多くのごちそうをし、ご飯、おかず、果物、水、香油、燭台、寝具。
これらのもののを、盆中にわけて、7世前の先祖から現在の父母にいたるまで、供養しなさい。」と。

これを行うことで、目連の母は、救われたといういうことです。
目連は、この母の苦しんでいる状態のことを「盂蘭盆」と表現しました。

そして、仏さまは「同じように、旧暦の7月15日に僧やいろんな人たちに供養しなさい。
そうすれば、多くのご先祖様たちは救われ、さらにいま生きている人たちも幸せになることができるのです。」
とおっしゃいました。

このことが中国から日本に伝わり、日本のお盆行事へと変わっていたのです。

お盆って普段の生活では意識していませんが、こんなにも深い意味と歴史があったんですね。

これは、大人的に言えば、因果応報ということにつながります。

因果応報の本当の意味って何?
ともし、あなたが思ったら、

因果応報の意味にマイナスイメージはない!類語や仏教との関係も紹介

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を読んでみてくださいね。

お盆の時期

お盆の時期はいつからいつまでなのでしょうか。

日本のお盆と中国の盂蘭盆会との関係から、もともとお盆は旧暦の7月13日~7月16日までを指していました。

ただ、明治に入り新暦へと移行し、今では8月13日~8月16日にお盆を行う地域が増えてきました。

今でも7月13日~7月16日にお盆をする地域もあります。

日本は広く、各地域で歴史の違いもありますから、お盆行事をおこなう期間も細かくわかれます。

ただ、今では7月13日~7月16日と、8月13日~8月16日にお盆行事を行う地域。
そして、旧暦7月13日~7月16日にお盆行事を行う地域の3つの時期にお盆行事を行う地域ががほとんどになりました。

お盆の時期はいつ

  • 7月13日~7月16日にお盆行事を行う地域
    北海道の函館、関東、横浜、東北地域
  • 8月13日~8月16日にお盆行事を行う地域
    北海道や新潟、長野、関東南部、関西
  • 旧暦7月13日~7月16日にお盆行事を行う地域
    関東北部、中国地方、四国、九州、奄美、南西諸島など。

ただ、今は社会の習慣や都合などで、お盆行事を行う時期もいろいろと移っています。

たとえば、私は九州は福岡県に住んでいますが、お盆行事を行うのは親戚が集まりやすい時期です。

8月13日~8月15日が会社のお盆休みが多いですから、私の地域では8月13日~8月15日にお盆行事を行うことが一般的になっています。

歴史も進み、それぞれの生活習慣の関係もあります。

ですから、あなたが行ったことのない、友人、親戚の地域のお盆行事に時期は、事前に聞いておくことをおすすめします。

でも、新暦の7月に行う地域もありますから、お盆時期の確認は6月には行っておきたいですね。

まとめ

お盆とはもともと中国の盂蘭盆会が日本に伝わり、日本のもともとあったご先祖様を大切にする習慣と融合し生まれたものです。

しかし、中国や日本に限らず、世界中にご先祖様を大切にする習慣はあります。

人は誰でも赤ん坊として生まれ歳を重ねていきます。
これは、王侯貴族でも同じことです。

日本の昔話でも、お年寄りを大切にしないといけないという内容の昔話はたくさんあります。

あなたが今生きているのは、ご両親、そして、ご先祖様がいてくれたからです。

日本では、江戸時代、長生きしているということで尊敬されていました。

しかし、日本でも村社会が壊れ、核家族が当たり前になってきました。
お年寄りはひっそりと生活する社会になりつつあります。

日本で今、あなたが平和にすごせるのは、先人たちの努力があってこそです。

今一度、お盆というものを見直す時期にきているのかもしれません。

お盆の時期、ご先祖様にあいさつに行ってみませんか。

あなたが、ご先祖様を大切にしてこそ、あなたも大切にしてもらえます。
因果応報と言う言葉はどんな時代でも通用する言葉です。

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お盆は、あなたに人生を振り返る機会を与えてくれる、すてきな期間なのかもしれませんね。

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