作文の書き方のコツは起承転結にあり!小学生もこれで上手な文章が書けるよ!

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「夏休みで一番楽しかったことを、作文にしてみましょう。」

こんな作文の宿題が小学生の宿題では、けっこうあったりします。

楽しかったことを話すのは、わりと簡単。
なのにそれを作文にするとなると頭をかかえてしまう。

小学生高学年になったのに、やっぱり作文は苦手。


作文の書くコツは起承転結にあり

そんなあなたは、なにか簡単な作文の書き方のコツがあったらいいな。
そんなこと思ったりしませんか?

じつは作文を上手に書くそんなコツがあるんです!

それは「起承転結」で文章を書くことなんです。

「起承転結」で文章を書くって、どんな書き方なんでしょうか。

「起承転結」って学校の授業で聞いたことはあるけど、よくわからないな・・・。

そんなことを思ったあなたに。

今回は、まずこの「起承転結」とはどんな意味なのかを簡単に紹介しています。

そして、それを使った作文の書き方のコツをまとめてみました。

このコツをおぼえて、作文を楽しく書いちゃってください。

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目次

起承転結とはどんな意味なのか

起承転結とは、もともとは中国の4行からなる漢詩の構成をあらわしたものです。

漢詩ってなに?と思った小学生高学年のあなた!

ここではそんなものもあるんだと、思ってもらえれば大丈夫です。

漢詩の起承転結

  • 第一句の起句で詩のはじまりを表現する
  • 第二句の承句で第一句を受けは詩の内容を進める
  • 第三句の転句で詩をの内容を展開させる
  • 第四句の結句で詩を終わらせる


起承転結の元祖中国語では、このことを起承転合と言っていました。

もともとは中国の漢詩の構成をあらわしていた「起承転合」。

これを日本ではアレンジして、文章やお話の構成方法として使うようになったんです。

日本での起承転結

つぎに日本風に文章やお話の構成方法にアレンジされた、起承転結をみていきましょう。

この日本風の起承転結は作文の書き方に大切なことです。

なのでここは、しっかりと読んでくださいね。

日本での起承転結

  • ・・・物語やお話の始まりを説明する
  • ・・・始まった物語やお話が、何かが起こり進んでいく
  • ・・・物語やお話が全く別のことに急展開する
  • ・・・物語やお話の終わり


中国で使われていた4行からなる漢詩の構成である、起承転合。

その内容を物語やお話の構成として活用したのが、今の日本で言う「起承転結」なんです。

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作文の書き方のコツその①

それでは小学生が作文を簡単に書ける、書き方のコツをみていきましょう。

起承転結の配分比率

作文を書く前に知っておいてほしいことがあるんです。

それは、起承転結のそれぞれの配分は均等ではないということなんです。

たとえば、作文の始まりである「起」の部分が10ページもあって
残りの「承」「転」「結」それぞれが2ページしかない作文はどうでしょうか。

文章としてのバランスがおかしいですよね。

なので、つぎのような配分にすると文章のバランスがよくなります。

起承転結の配分バランス

  • 起・・・約10%
  • 承・・・約40%
  • 転・・・約40%
  • 結・・・約10%


几帳面にこの配分にこだわることはありませんが、書き方のひとつのコツとしておぼえておくと便利です。

作文の書き方のコツその②

作文を書くときに、作文が苦手な小学生にとっては全部をいっぺんには書けません。

そんなときには、「起承転結」のそれぞれを分解して書いていけばいいんです。

それぞれを書いて、後でプラモデルを組み立てるようにつなぎ合わせていく。

起承転結のそれぞれは全体にくらべれば短文ですから、一気に全文を書くよりも書きやすくなります。

パーツに分けて書く

例として、夏休みに家族で親せきのところに遊びに行った。

その思い出を作文に書くときの書き方を表にしてみました。

どこを書くのか 作文の内容 作文の題名との関係性
起・・・物語の始まり どこに行ったのか 家族で親せきの所に行った
承・・・物語が進んでいく 親せきと何をしたのか みんなで盆踊りに公園に行った
転・・・物語が展開していく 何か別のことも起こったのか 途中で、花火大会が始まった
結・・・物語の終わり 最後はどうなったのか きれいな花火も見れて、みんなで盆踊りも踊れて楽しかった


このように「起承転結」をそれぞれ4つのパーツに分けて書くと書きやすくなります。

作文の書き方のコツその③

コツの①と②は、作文を書きやすくするためのコツです。

そのコツを使って作文を書くのは、あなたです。
ですので、あなたの気持ちを書かないといけません。

自分の気持ちを素直に書く

たとえば家族で親せきの所に遊びに行ったことを上で例に出しました。

気持ちを素直に書く

  • そこでみんなで盆踊りをしてどんな気持ちになったのか。
  • 花火大会が始まってどんな気持ちになったのか。
  • 盆踊りと花火大会が終わった時にどんな気持ちになったのか。


作文を書いたあなたの、の気持ちが入っているとどうなるんでしょうか。

それは、世界に一つだけのあなたにしか書けない作文ができあがるんです。

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まとめ

どんなことでも何回も経験をして、なれていないと難しく感じてしまいます。

作文を書くことも同じです。

作文は書けば書くほど、どんどん書くことが苦手でなくなってきます。

とはいえ、そんなに作文を書きたくない!
そんなあなたのために「起承転結」はあるんです。

「起承転結」はもともと中国の4行からなる漢詩の構成をあらわしたものなんです。

それを日本では、物語やお話の構成方法としてこんなふうに使うようになりました。

日本での起承転結

  • 起・・・物語やお話の始まりを説明する
  • 承・・・始まった物語やお話が、何かが起こり進んでいく
  • 転・・・物語やお話が全く別のことに急展開する
  • 結・・・物語やお話の終わり


この起承転結を作文の書き方に取り入れることで、作文が上手に書けるようになっていきます。

長い文章を一気に書いてしまうのは大変です。

でも、文章を起承転結の4つに分けてひとつずつ書いていく。

起は起だけ。

承は承だけ。

そんなふうに文章を4つに分けて書く。
そして後からつなぎ合わせて、ひとつの文章にする。

そんな書き方をすれば、作文を書くのがとっても楽になるんです。

あとは、あなたが書く作文はあなただけしか書けません。

ですから、あなたの気持ちをいっぱい作文に書き入れてください。

そうすれば世界にひとつだけ。

そして他の人にはまねできない、あなただけの素敵な作文が完成します。

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