慇懃無礼な意味と態度とは?キャラの特徴や具体例をエピソードで紹介

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相手のことを考えて一生懸命やっていたらこんなショックなことを言われてしまいました。

<b>相手</b>
「あなたって慇懃無礼(いんぎんぶれい)な人ね!」

<b>心の声</b>
「え?なんでそんなことを言われるの!」

<b>心の声</b>
「こんなにがんばっているのに私って慇懃無礼に感じられるキャラなの?」


慇懃無礼な人形


なぜ相手から慇懃無礼(いんぎんぶれい)な人なんて言われるのかわからない。
でもこのことを分かっていないと、他の人からもそう思われるかもしれない。

なにごとも相手のことを考えすぎてしまうあなた。
もしかしたら相手は「慇懃無礼(いんぎんぶれい)な人!」なんて思ってるかもしれませんよ。

今回は相手からなぜか慇懃無礼(いんぎんぶれい)と言われてしまう人はどんなキャラなのか。
そしてその態度はどんなものなのか具体的なエピソードをあげて紹介します。

せっかく相手のことを思いがんばっているのに空回りしてしまう。
そんなことのないように注意しましょうね。

ではまいりましょう。

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目次

慇懃無礼の意味

まずは言葉の意味を正しく知っておくことが必要です。

もし間違って意味を覚えていたとしたらどうなるのか。
どうして「慇懃無礼」と言われるのかわけがわからないままになっちゃいますよ。

実は慇懃無礼な態度にも2種類あるんです。

慇懃無礼の意味

  1. 言葉・態度を相手に失礼のないように丁寧(ていねい)にしすぎる
    そうすると逆に無礼に感じられてしまうこと。(誠意がないように感じられてしまう)
  2. 表面的には礼儀正しく丁寧(ていねい)な態度。
    ところが本当は相手を上から目線で見下していること。


相手を見下しているのに表面だけ礼儀正しくする。

そんな態度はすぐに相手に見破られてしまいます。


でも丁寧すぎて無礼に感じられてしまう。
そんなことがあるなんてちょっとショックです。

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慇懃無礼な態度の人はどんなキャラなのか

まずは言葉の意味を紹介しました。
ではつぎに、どんなキャラの人が相手に慇懃無礼と思われてしまうのかみてみましょう。

もしあなたがこのキャラにあてはまるなら要注意です。

慇懃無礼なキャラ

  • 自分の考え方が絶対正しいと考えている人
  • 困ったことや困難からすぐに逃げ出す
  • 地球は自分中心に回っていると考える人
  • 自分の都合以外はうけつけない
  • 世間には良い人と思われたくて本心を隠す


こんなキャラの人に共通なのは、自分勝手だということです。

自分の都合のいいことしか考えない。


良い人だと思われたいので、表向きはにこにこしている。
でも自分と違う考え方の人は心の中で見下してしまう。


または良い人なんだけど本心を隠し八方美人な人。

嫌味な人、そして八方美人なキャラの人。
そんな人が慇懃無礼な態度になってしまう恐れがあるキャラの人なんです。

慇懃無礼の例

ここまで慇懃無礼という言葉の意味。
そしてどんなキャラの人のことをいうのかをみてきました。


ではつぎは慇懃無礼な態度の例をエピソードをまじえながら紹介していきます。

エピソードの例その1

これは転職したときによくあるエピソードです。

<b>転職してきた人</b>
「今日からよろしくお願いいたします。」

<b>年下の先輩</b>
「年下だけど、仕事はきっちり教えますから。」

<b>転職してきた人</b>
「心の声(なんだこんな年下から教わるのか)」

<b>年下の先輩</b>
「・・ということです。わかりましたか?」

<b>転職してきた人</b>
「さすがは先輩!私のいままでの経験とスキルなんておよびもしませんよ。」

<b>転職してきた人</b>
「年下ですけどこんなに仕事のできる先輩に教えてもらって恐縮です!」

このエピソードの内容を読んでどう感じましたか?

これってこういうことなんです。

転職してきた人の心の中

  • 自分には仕事の経験もスキルもある
  • なんでこんな年下に教わんなくちゃいけないんだ!
  • はいはい!そんなこと教えてもらわなくても、よく知ってます
  • よくこんな知識で人のことを指導できるもんだ


単に年下だというだけで、心の中で見下している。

そんな心が慇懃無礼な発言となってあらわれています。

エピソードの例その2

これは海外の人と接するときのエピソードです。

<b>海外の人</b>
「まだ日本語、よく話せない。」

<b>日本人</b>
「いえいえたった一年でそこまでしゃべれるなんて、たいしたものです。」

<b>海外の人</b>
「本当ですか!ほめてもらってうれしい。」

<b>日本人</b>
「私より日本語が上手です。」

<b>日本人</b>
「私の日本語の先生になってください!(笑顔で)」

このエピソードの内容はどう感じましたか?

これってこういうことなんです。

日本人の心の中

  • 外国の人には親切にしてあげないといけない
  • ちょっと変な日本語だけど、ほめてあげなくちゃ
  • 海外の人に自信をもってもらおう
  • そうだ!私より日本語が上手だと言えば喜ぶにちがいない


けっして海外の人を見下しているわけではありません。

ただ丁寧すぎて逆に慇懃無礼ととられてしまいます。

このエピソードはけっこうありそうなエピソードです。
あなたもご用心ご用心。

エピソードの例その3

これは「親しき中にも礼儀あり」がいきすぎたエピソードです。

<b>Bさんと親友のAさん</b>
「今日は引越しを手伝いに来てくれてありがとう。」

<b>Bさん</b>
「なに改まったこといってるの。親友だろ。」

<b>Aさん</b>
「せっかくの休日なんだから疲れないようにしてね。」

<b>Bさん</b>
「この荷物はどこに持っていけばいいの?」

<b>Aさん</b>
「え!それは重たいから持たなくていいよ!」

<b>Bさん</b>
「じゃあこの荷物はどこに持っていけばいいの?」

<b>Aさん</b>
「え!それは持ちにくいから持たなくていいよ!」

<b>Bさん</b>
「心の声(なんかよそよそしいな、俺なんか悪いことしたのかな)」

このエピソードの内容ってよくありそうですよね?

これってこういうことなんです。

Bさんに引越しを手伝ってもらうAさん

  • せっかくの休日に引越しを手伝ってもらって悪かったかな
  • Bさんは明日仕事なんだから、疲れないようにしてもらおう
  • でもせっかく来てくれたんだから、形だけでも手伝ってもらおう
  • BさんはAさんによそよそしくされ、心が傷ついてしまう


AさんはけっしてBさんの心を傷つけようとしたわけではありません。

ただ丁寧すぎて逆に慇懃無礼ととられてしまうこともあるんです。

相手のことを大切に思いすぎて逆に心を傷つけてしまう。
「親しき中にも礼儀あり」もいきすぎにはご用心。

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まとめ

慇懃無礼(いんぎんぶれい)な態度の人にあたると心がイライラしてしまいます。
それってどうしてなんでしょうか。

それは慇懃無礼という言葉の意味をさぐればわかります。

慇懃無礼の意味

  1. 言葉・態度を相手に失礼のないように丁寧(ていねい)にしすぎる
    そうすると逆に無礼に感じられてしまうこと。(誠意がないように感じられてしまう)
  2. 表面的には礼儀正しく丁寧(ていねい)な態度。
    ところが本当は相手を上から目線で見下していること。


2種類の意味があるんです。



相手のことを大切に思う心

そして相手から誤解されやすい慇懃無礼な態度をとる人はこんなキャラの人なんです。

慇懃無礼なキャラ

  • 自分の考え方が絶対正しいと考えている人
  • 困ったことや困難からすぐに逃げ出してしまう人
  • 地球は自分中心に回っていると考える人
  • 自分の都合以外はうけつけない人
  • 世間には良い人と思われたくて本心を隠す人


こんなキャラにならないようにご用心を。

でも日本人は相手のことを尊重する心構えを自然と身につけています。
これはこれで素敵なことなんです。

ただそれがいきすぎると相手に誤解されてしまいます。

「私のことなんか避けようとしていない?」

「丁寧なようだけど、なんかしらじらしい態度だな。」

せっかく相手のことを思って行動している。
なのに相手に慇懃無礼な態度なんておもわれたらがっかりですよね。

いきすぎた丁寧さには注意してくださいね。

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