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テレビでニュースを見ていると、ある男性がこんなことを言っていました。
「私たちはあきらめることなく、目標を実現する方法を模索することにしました。」
彼が言っていた模索するとはいったいどういう意味の言葉なんでしょうか。
ということで今回の記事での中心となる言葉は模索です。
「する」というのは行うということですから、「模索」の意味を知ることで「模索する」の意味が理解できるようになります。
さらに意味がわかったところで、「模索する」の類義語そして使い方や例文をみていくことにしましょう。
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目次
模索の意味
「模索する」の意味を理解するにはまず「模索」の読み方と意味がわからないとどうしようもありません。
なのでまずは「模索」の読み方と意味をみていくことにしましょう。
読み方
「模索」の読み方は「もさく」と読みます。
意味
読み方がわかったところで「模索」の意味をみていきましょう。
- いろいろと探し求めること。
- 答えははっきりとしていないけれど、手探りで答えを探し求めること。
求める答えははっきりとはしていないけれど、ともかく答えになるものを探していく。
「模索」ってチャレンジ精神が無い人には使えない言葉なんですね。
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類義語
「模索」の意味はチャレンジ精神を持って不確かな答えを探すということでした。
そのチャレンジ精神を持って行動することを表した「模索する」。
せっかく前向きなこの言葉を知ったのですから、その類義語も同時にみてみましょう。
- 試してみる
- 手探りで進む
- 探し回る
- 糸口を探す
- 暗中模索(あんちゅうもさく)
- 五里霧中(ごりむちゅう)
- 知恵をしぼる
模索するの類義語は、前進するために行動することを意味する言葉になります。
ちなみに類義語で紹介した中で、ちょっとわかりにくい四字熟語の意味をみておきましょう。
「暗中模索」の意味
暗中は暗闇(くらやみ)のこと。
なので、暗闇の中で手探りをして探している⇒「手がかりはないけれど、いろいろと試行錯誤している」ということ
暗闇の中、前が見えずに手探りであっても、いろいろとやってみるという超ポジティブな意味の四字熟語なんですね。
「五里霧中」の意味
五里四方にもわたる霧の中では何も見えないということから
- どうすればいいのか、まったく方針がわからないこと。
- 手探りでなにかをおこなうこと。
濃い霧が発生した道では、どっちに進めばいいのかわからなくなるし、進むにしても手探りで進むしかないですよね。
そんな場面を想像すると意味のイメージがわきやすい四字熟語です。
使い方と例文を紹介
言葉というものは読み方や意味がわかっても、実際に会話や文章で使うことができないと宝の持ち腐れになってしまいます。
そこでまず、「模索」の使い方を紹介します。
そのあとで、例文をみていくことにしましょう。
使い方
「模索」の使い方は、
- 答えがなにかはわからないけれど、答えを求めて試行錯誤する。
- なにも糸口は見えないけれど、答えを、せめて糸口だけでも見つけないといけない
このように、ともかく前進して何かを見つけたい。
何かを見つけないといけない。
こんな使い方をする言葉なんです。
それではこのような使い方をした例文をいくつか紹介します。
例文
- 実験は失敗したけれど、あきらめることなく次の方法を模索することにした。
- 彼は人生のチャレンジに失敗したけれど、もう次にチャレンジすることを模索しはじめた。
- ともかく解決する方法を模索するしかない。
- 会社を再建する方法を誰もが模索する中再建会議が始まった。
- 衆議院議員選挙には当選できなかったが、次の選挙で当選する方法を模索するしかない。
- 会社は倒産したが家族の為に、稼ぐ方法を模索するしかない。
- 色んなアイディアを模索していたら、すごいアイディアを思いついた
人生、色んなことがあります。
でも、前に進むことを止めてしまっては、何もつかむことはできません。
前進あるのみ、ともかく前に進んでいこうという例文を紹介しました。
前進していけば、どこかに必ず到着できます。
まとめ
今回はともかく前進する、前進するしかないというニュアンスの言葉「模索する」をみてきました。
「模索」は「もさく」と読みます。
そして意味は「いろいろと探し求めること」ということです。
また、「模索」を使った四字熟語に「暗中模索」という四字熟語があります。
暗中は暗闇(くらやみ)のこと。
なので、暗闇の中で手探りをして探している⇒「手がかりはないけれど、いろいろと試行錯誤している」ということ
人生なにがあっても、前進あるのみという前向きにとらえたい言葉の「模索」をあなたもポジティブな心で使ってみませんか。
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