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上司から注意されてしまった!
「君!面目ないなんて言葉を使うんじゃない!」
え?なんで注意されなきゃいけないの?
私は仕事のミスを謝罪する気持ちで「面目ないです」と言っただけなのに。
「面目ない」の意味を間違って使ってしまったんだろうか。
それともビジネスに関するときには使ってはいけない言葉なのか。
あ!もしかして目上の上司に使ってはいけない言葉だったのかも。
色々考えても、なんで上司から注意されたのかさっぱりわからない。
「え?面目ないってビジネスや目上の人に使うのってNGなの?」
急に心配になってきたあなた。
安心してください。
今回はそんなあなたのために「面目ない」の意味。
そしてビジネスや目上の人に使ってもいいのかどうかを紹介していきます。
それではまいりましょう。
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目次
面目ないの意味
「面目ない」は二通りの読み方があります。
どっちを使っても大丈夫です。
読み方
「面目ない」は「めんぼくない」とも「めんもくない」とも読みます。
意味
意味をみていくときには言葉を分解するとわかりやすくなります。
「面目ない」=「面」+「目」+「ない」にわけることができます。
「面」とは人の顔のこと。
「目」とは見ること。
「ない」は無いです。
なので「人の顔を見ることが無い」となります。
そのことから「面目ない」はこんな意味になります。
- 合わせる顔がない
- 恥ずかしくてその人に顔向けができない
言葉の意味をみて、なんとなく分かった気がしてきました。
なぜ私の上司が「面目ないなんて言葉を使うんじゃない!」と言ったのか。
あなたもなにか気づいたことはありませんか?
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ビジネスで使ってはダメなのか
私は上司に対し謝罪の気持ちで「面目ないです」と言いました。
ところが「面目ない」に謝罪の意味はなかったんです。
自分が恥ずかしい。
自分が相手に合わせる顔が無い。
自分の恥ずかしい気持ちを表現する言葉。
そこに相手への謝罪の意味はまったくありません。
「面目ない」とビジネスシーンで使いたいとき。
そんなときは、なにかしら相手に対してミスを起こした時です。
なので、まず社会人として相手に対して謝罪をする。
そして事後策をどうするのか相手に説明する。
その後にどうしても使いたいなら「本当に面目ないです」などと使いましょう。
目上の人に使ってはダメなのか
ビジネスで使わない方がいい「面目ない」という言葉。
理由は相手への謝罪の意味がない言葉だからです。
ということは目上の人に対しても使うべきでない言葉ということになります。
目上の人に対しミスをしてしまった。
あなたならまず目上の相手にどういう行動をとりますか?
・
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まずは謝罪の言葉を言わなくてはなりません。
「申し訳ないです」」「本当にすいません」などの謝罪の言葉をまず言うべきです。
ミスを起こしたのにあやまりもしない。
それどころか自分の世間体を気にし「面目ない」と言ってしまう。
普段はやさしく穏和(おんわ)な目上の人でも怒って当然の態度です。
目上の人には絶対に使わないように注意しましょう。
面目ないの使い方
ここまで「面目ない」の読み方と意味。
そしてビジネスや目上の人に使っていいのかをみてきました。
自分の世間体を気にする。
そんな意味にとられてしまうのに思わず使ってしまう。
そんなことのないように使い方をみておきましょう。
- 私としたことがとんだ失敗をしでかし、面目ない
- 面目なくて顔が上げられないよ
- とんでもないご迷惑をおかけし、面目ない
- 私のミスで商談が失敗し、面目ない
どの使い方も謝罪の言葉のようにも感じます。
でもご注意ください。
謝罪にはなっていません。
自らの顔向けできない恥ずかしい気持ちを言っているにすぎないんです。
仲間内で軽く言うなら問題はありません。
仲間内でも重大なミスを起こしてしまったときには、使わない方がいいですよ。
まとめ
ビジネスシーンで思わず使ってしまう「面目ない」という言葉。
言葉の意味は「合わせる顔がない」「恥ずかしくてその人に顔向けができない」となります。
ここで注意しないといけないこと。
それは「面目ない」という言葉は謝罪の言葉ではないということです。
自分では勘違いして謝罪のつもりで使ってしまう。
それがビジネスシーンや目上の人に使うとどうなるか。
言葉に厳しいビジネスの相手や目上の人。
そんな人に使うと怒り倍増になってしまいます。
謝罪の言葉もなく、事後策をどうするかの説明もない。
ただ自分の恥ずかしい気持ちをいっているだけ。
「いったい君は何しにきたんだ!」と怒り倍増間違いなしです。
「面目ない」は謝罪の意味は無い言葉。
このことをきちんと覚えておきましょうね。
今回は以上です。
あなたのご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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