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以前は贈り物を相手に渡す時には「つまらないものですが」と言いながら贈り物を相手に渡していました。
日本人らしい謙遜(けんそん)した言い方ですが、欧米人には、なぜつまらない物を相手に贈るのかが理解できないらしいです。
なんでもはっきりと表現する欧米人と、おくゆかしい日本人の文化の違いなんでしょうね^^
ちなみに「つまらないものですが」と言う言葉に関しては、「つまらないものですが」は別の言い方で言い換えないと失礼になる!?を読んでみてくださいね。
今回は、「つまらない」という言葉の意味とその類語。
そして漢字で書くとどんな漢字になるのかを紹介します。
ところでふだん何気なく「つまらない」という言葉を使っていますが、けっこうこの「つまらない」にはいろんな意味があるんです。
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目次
つまらないの意味
あらためてふだん何気なく使っている「つまらない」の意味をみてみましょう。
- 興味をひかない
- 価値がない
- 意味がない
- 楽しくない
- 得ることがない
言葉ってひとつの単語なんですが、使う場面によっていろんな意味があるんです。
たとえば「そんな話、つまらない」とは話の内容に興味がないということ。
また、「話し相手がいなく、つまらない」とはひとりぼっちで楽しくないことを意味します。
同じ言葉でも、使う場面や文脈でいろんな意味に変化するものなんです。
言葉って、面白いものですね^^
つまらないを漢字で書くとどう書くのか
つまらないという言葉は動詞の「つまる」という言葉に打消しの「ない」をつけた言葉なんです。
そして「つまる」を漢字で書くと「詰まる」と書きます。
なので「つまらない」は漢字では「詰まらない」と書くんです。
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つまらないの語源
たとえば将棋で王将の逃げ場がなく、もう負けてしまうことを「詰む(つむ)」と言います。
ですので将棋で「詰む」ということは、もう自分の将棋の駒が動けなる状態のことを表しています。
将棋の「詰む」のように「詰まる」は動けなくなること。
そして行動や考えることができなくなる状態を意味します。
この詰まるの意味である「動けなくなる」「考えることができなくなる」が「納得する」「決着する」という意味に変化していきました。
「つまらない」は動詞の言葉の「詰まる(つまる)」に打消しの「ない」をつけたものになります。
なので「納得する」を打ち消す言葉「納得できない」の意味を「つまらない」という言葉で使うようになり、今のようないろんな意味に変わっていったんです。
つまらないの類語
それではいろんな意味を持つ「つまらない」の類語をみていくことにしましょう。
類語といっても「つまらない」と言う言葉じたいがいろんな意味を持ちますから、類語も多岐にわたります。
- たわいない
- ささい
- 下らない
- ちっぽけ
- しがない
- 微々たる
- おもしろくない
- しがない
- 面白くない
- 気に入らない
- 納得できない
- 不服
- 意向に沿わない
つまらないの類語は探せばまだまだあります。
「つまらないよ!」なんて言わないで、探してみませんか^^
つまらないの対義語
類語をみてきたところで、今度は反対の対義語をみていくことにしましょう。
- おもしろい
- 興味深い
- 楽しい
- 価値が有る
- たいそうな
- すばらしい
- 気に入る
- 納得する
- 意向にそう
つまらないの対義語はポジティブな前向きの言葉が多いようですね。
人生なんでもやってみないとわかりませんから、この対義語を数多く使いたいものです^^
まとめ
いまや日本もグローバル社会の一員です。
ですので贈り物をするときに「つまらないものですが」なんて謙遜(けんそん)した言い方は考え直した方が良いのかもしれません。
この「つまらない」と言う言葉は漢字で書くと「詰まらない」となります。
そして「つまらない」はこんな意味を持った言葉なんです。
- 興味をひかない
- 価値がない
- 意味がない
- 楽しくない
- 得ることがない
謙遜やおくゆかしさは日本人の特徴でもあります。
「つまらない」という一見するとネガティブな言葉も、本当は日本人らしさを表す言葉なのかもしれませんね^^
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