馬が合うの意味と語源とは!類語や例文も紹介!なんで馬なの?

スポンサーリンク




「あの人とはなんか馬が合うのよね。」

「あの人とはなんだか馬が合わないのよね。」

あなたの職場でこんな会話がでてくることってありませんか。


犬が「馬が合う」と言っている
ということで今回は、この「馬が合う」という慣用句の意味とその語源

さらにこの慣用句の類語と実際に使えるように例文も紹介します。

ところで、なんで馬なんでしょうか?
他の動物でもいいような気もするんだけど

もしそう思ったあなた!

この慣用句の語源を読んでいただくと、「なるほどね!」と思っていただけると思いますよ。
それではまいりましょう。

スポンサーリンク

目次

馬が合うの意味

それではまずはこの慣用句の意味から見ていくことにしましょう。

馬が合うの意味

「馬が合う」とはこういう意味になります。

  • 気が合う
  • 意気投合する
  • 相性が良い


ちなみに「意気投合」とは気持ちや考え方まで相手と一致することを表す四字熟語です。



気が合って、相性までいい「馬が合う」相手となら一生つきあっていく親友になれそうですね。


意味が分かったところで、この慣用句に出てくる動物はなんで馬なのか?

その疑問もつぎの語源を読んでいただけると「なるほどね!」と納得していただけると思います。

スポンサーリンク

語源

「馬が合う」という慣用句の語源は、じつは乗馬からきているんです。

馬が合うの語源

馬は賢い動物ですから、どんな人が乗っても相性が合うわけではありません。

いくら走る能力が長けている馬でも、騎乗する人が息が合わない人ではその能力が発揮できません。

なので乗馬で馬の能力を引き出すためには、馬とその馬に騎乗する人との息がぴったりと合う必要があります。

そのことから「気が合う」「意気投合する」ということを「馬が合う」と言うようになったんです。


それではこの「馬が合う」という言葉の類語もみてみましょう。

言葉の類語も覚えることで、あなたの会話の幅が広がりますから。

類語

それでは「馬が合う」という慣用句の類語をみていきましょう。

類語

「馬が合う」とはこういう意味になります。

  • 波長が合う
  • 話が合う
  • つうかあの中
  • 阿吽の呼吸
  • 以心伝心
  • 相性が良い
  • そりが合う


人生では馬が合う人に出会うなんてなかなかありません。

なのでそんな人と出会ったら、その出会いは大切にしたいものですね。

例文

それでは実際の会話で使えるように「馬が合う」を使った例文を紹介します。

例文

  • あの先輩とは会った時から馬が合うと感じ一生の付き合いができればいいなと思ったほどだ。
  • 彼とは性格も考え方もまったく逆なのに、なぜか馬が合うんだよね。
  • 気難しい彼でも、なぜか彼女とは馬が合うんだよね。
  • こんな性格が違うメンバーでもなぜか試合となると馬が合うんだよね。
  • 馬が合う人と出会えたらならば、その出会いはあなたの一生の宝物になるから大切にしなくてはいけません。

「馬が合う」を英語で言うと?

日本は国を挙げて観光大国を目指しています。

私が住んでいる福岡でもいろんな案内看板が「日本語、英語、韓国語、中国語」で表記されるようになりました。


あなたも外国の方と出会い、なんか馬が合って仲良くなったときのために「馬が合う」を英語で言うとどう言うのかを覚えておきませんか。

「馬が合う」の英語訳

  • get along well
  • hit it well
  • have a chemistry


ミュージシャンの「CHEMISTRY」というグループ名に「相性」という意味があったんですね。

まとめ

とても気が合いそうにない人とつき合ってみると以前からの知り合いのように息がぴったりと合う。

そんなときには「彼とはなぜだか馬が合うんだよね。」と言ったりします。

馬が合うの意味

「馬が合う」とはこういう意味になります。

  • 気が合う
  • 意気投合する
  • 相性が良い


それではなぜ気が合って相性が良い人とのことを「馬」で表現するんでしょうか。



「馬が合う」という慣用句の語源は、じつは乗馬からきているんです。

馬と騎乗する人との息が合わないと、馬の能力も発揮できませんし、騎乗する人が落馬してけがをすることだってあります。


この乗馬のことから「相手と相性が良い」、「気が合う」という意味を表す慣用句として「馬が合う」と使われるようになったんです。


あなたの人生で、あなたの人生に意味をなさない人とは出会わないとも言われています。


もし「なんだかこの人とは妙に馬が合うんだよな。」という出会いが合ったなら、その出会いは大切にした方が良いかもしれません。

スポンサーリンク