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会社内でこんな気になる会話がおこなわれていました。
私は社会人になって心機一転、仕事がんばるぞ!
そう思い自分の意見もちゃんと言ってがんばってきたつもりだったんです。
そんなとき部署の会議で課長にこう言われてしまったんです。
私は一生懸命仕事をやってきたつもりです。
それなのにあまのじゃくだなんて・・・
そもそも「あまのじゃく」ってどういうことなんだ?
自分の意見をはっきりと言っているだけ。
なのに「あまのじゃく」と言われてしまうあなた。
それってどこかあなたの考え方がずれているのかもしれません。
今回は、まずあなたが他の人に言われる「あまのじゃく」とはどんな意味なのか。
そして「あまのじゃく」と言われる性格の原因はどこにあるのか。
さらにそんな性格を治したい人はどうすればいいのかを紹介しています。
それではまいりましょう。
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目次
あまのじゃくの意味
あまのじゃくは漢字で書くと「天邪鬼」と書きます。
それでは「あまのじゃく」とはどういう意味なのかみていきましょう。
- 自分の考えや行動を素直に行わず、わざと他の人に逆らう人
- ひねくれ者
- 武神の四天王や仁王にふまれている子鬼
ここでちょっと子鬼についての豆知識。
あなたの雑学に役に立つかもしてませんよ。
東西南北の四方を守る神「四天王(してんのう」。
その「四天王」にふまれている鬼のことを「天邪鬼(あまのじゃく)」と言います。
東を守る「持国天(じこくてん)」、西を守る「広目天(こうもくてん)」。
そして南を守る「増長天(ぞうちょうてん)」、北を守る「多聞天(たもんてん)」。
その四天王が仏様に悪行を制された「天邪鬼」をふんでいます。
さて人に対し「あまのじゃく」と言うとき。
それは「へそ曲がり」や「ひねくれ者」という意味で使います。
わざと他の人に逆らう言動を起こすんですから、良い意味では使われません。
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あまのじゃくな性格とは
ひねくれ者、へそ曲がりと言われる「あまのじゃく」な人。
それでは「あまのじゃく」な人の性格を具体的にみてみましょう。
あまのじゃくな性格
- 他の人からほめられても素直に喜ばない
- 他の人から注意されてもその通りに従うことを嫌う
- 人からほめられてもなにか裏があるんじゃないかと疑う
- 他の人の期待にそうような言動をわざと行わない
- この世は自分を中心にまわっている
- 自分と違う考え方はそちらのほうが正しいと思っても絶対に認めない
- チャレンジすることをしない
- やるまえからあきらめる
- すぐ他の人の批判をし自分の意見を押し付ける
- 「どうせ私なんか」と自分で自分を卑下する
ともかく人のいうことを聞きたくない。
そして他の人に従いたくない。
さらに他の人を認めない。
顔は前を向いている。
だけど、へそは後ろを向いているへそまがりな人なんです。
あまのじゃくになる原因
どんなことでもそうなる原因があります。
ではどうして「あまのじゃく」になってしまうんでしょうか。
原因のキーワードは「自己肯定感」です。
ちょっと聞きなれない言葉ですね。
じつは「自己肯定咸」とは心理学の言葉なんです。
ひねくれた心は心理学で原因をみていきましょう。
自己肯定咸とはなにか
「自己肯定咸」とはどういうことなんでしょうか。
それは「自分自身を肯定する感覚」ということなんです。
つまり「自分は必要な人間なんだと自分を好きになれる」ことです。
そして人は自己肯定咸の高い人、低い人にわけることができます。
「あまのじゃく」になる人は「自己肯定咸が低い」ことが原因なんです。
「自己肯定咸」が低い人は自分で自分のことを認めません。
そして自分で自分のことが嫌いです。
さらに「あまのじゃくな」性格の人は「自己肯定咸」が低い人です。
そして「自己肯定咸が低い」と「ひねくれ者」・「へそ曲がり」と言われる性格になってしまいます。
自己肯定咸が低い原因
ではなぜ自己肯定咸が低くなってしまうのでしょうか。
他の人に嫌われるような性格に進んでなる人は、そうはいないですよね。
- 子どものころ親から受けた愛情が少ない
- どんな選択でも親が決め、自分で決めることがあまりなかった
- どんなことでも行動して良いかどうかを親がきめてきた
- 親が自分の意見や考え方を受け入れてくれなかった
- どんなことでも完璧を求められてきた
- まわりの成績や性格が良い子供と比較され「どうしてあなたはできないの」と否定されてきた
自分でやりたいことを選ぶことができない。
なにもかも親がやってしまう過保護で育ってきた人。
そして自分が認められることが少なかった人。
そんな人が自己肯定咸が低い人になってしまうんです。
あまのじゃくを治す方法
あまのじゃくな自分に自分で嫌気がさす。
どうにかして、あまのじゃくなから抜け出したい。
もしあなたがそう思うならできます!
あまのじゃくから脱出することはできるんです。
それではあまのじゃくを治す方法を紹介しますね。
- どんな小さなことでも自分で自分をほめる習慣を持つ
- 完璧を求めず、まずやってみる習慣を持つ
- 自己肯定咸が高い人(ポジティブな人)と行動をともにする
- 自分に対してプラスな言葉を言われたら素直に喜ぶ/li>
- プラスな言葉を使うくせをつける
- 他の人と比較することをやめる
- 小さな目標を達成する成功体験を経験し、達成感と自信を感じる
あまのじゃくな性格をすぐに治すことは難しいことです。
でも千里の道も一歩よりです。
まずは一歩、いや半歩でもふみだしましょう。
そのためには「あまのじゃくを治す方法」のひとつでもいいんです。
あなたの生活に意識をして取り入れましょう。
そうすればあなたはあまのじゃくから脱出できます。
まとめ
あまのじゃくな性格な人。
「ひねくれ者」とも「へそ曲がり」とも言われます。
あまのじゃくな人ってこんな人のことを言います。
- 他の人からほめられても素直に喜ばない
- この世は自分を中心にまわっている
- やるまえからあきらめる
- すぐ他の人の批判をし自分の意見を押し付ける
ともかく他の人を認めない。
自分が中心でないとすぐに怒り出す。
社会人としては、だんだん他の人から避けられてしまう人なんです。
でもこんな性格になったのにも原因があるんです。
「親からの愛情が少なかった」「過保護に育てられた」「完璧主義に育てられた」などの原因があります。
学生時代はあまのじゃくでもよかったかもしれません。
しかし社会人になってあまのじゃくでは通用しません。
あまのじゃくは、あなたの意識で治すことができます。
「成功体験を経験する」「自分のことをほめる」「プラスの言葉を使う」「まずやってみる」などをまずやってみましょう。
ひとつひとつ実践することで気づいたときには「脱あまのじゃく」になっています。
千里の道も一歩よりですから。
今回は以上です。
あなたのご参考になりましたら幸いです。
そして最後までお読みいただきありがとうございます。
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