スポンサーリンク
あなたは、へそくりしていますか?
私は、少しづつ、コツコツとやってます^^
ところで、へそくりって普通に使っている言葉ですが、もともとはどういう意味なんでしょうか。
へそってお腹にあるおへそのことなんでしょうか。
おへそ+くりといってもなんのことかわかりませんよね。
ということで今回は、へそくりの意味。
そして、へそくりの語源や由来についてみていくことにしましょう。
スポンサーリンク
目次
へそくりとはどんな意味なのか
あなたの奥さんもやっているかもしれない、へそくり。
それでは、このへそくりとは、どんな意味を持つ言葉なんでしょうか。
へそくりとは、今では、家族共有の財産ではなく、個人の私財のことをいいます。
他の家族にはないしょで、こっそりと貯めたお金のことです。
もしも、あなたが専業主婦ならば、へそくりをしても、残念ながら、へそくりの権利はだんなさんのものなんですよ^^
しかし、結婚前にあなたが貯めていたへそくり(?)は、あなたのものですから、ご安心を^^
スポンサーリンク
へそくりの語源と由来
へそくりという言葉の、語源や由来には2つの説があります。
まずは、日本らしい「なるほどね!」といってしまう、語源と由来からみていきましょう。
へそくりの語源と由来は麻糸を巻いたものにあり
へそくりは、古来、つむいだ麻の糸を、ぐるぐると巻き取る大変な作業をして得た、わずかなお金ことを言います。
この場合のへそとは、お腹の真ん中にある、おへそのことではありません。
手巻きにした麻の糸のことを綜麻と書いて。へそと言います。
そして、この麻の糸を巻き取る作業のことを、麻繰と書いて「へそくり」と言いました。
この麻繰は、村の女性の内職で、この内職で少しづつためたお金のことを「へそくり」と言うようになったんです。
ところで、この「綜麻(へそ)」と言う言葉は、なんと、日本最古の歴史書といわれる「古事記」。
その「古事記」にもでてくる言葉なんです。
へそくりは、1400年以上前の日本の歴史書「古事記」にもある、由緒ある言葉なんですよ^^
へそくりの語源と由来はやっぱり臍(へそ)にあり
それでは、へそくりのもうひとつの、語源と由来をみていくことにしましょう。
それは、へそくりのへそを、お腹の真ん中にある「臍(へそ)」からきているという説なんです。
漢字で書くと「臍繰り」と書きます。
あなたは腹巻というのを知っていますか。
- お腹の冷えるのを防ぐために、お腹に巻く布のことをいいます。
ただ、今では布でなはく、毛糸などで編んだお腹全体を巻く、筒型のものをいいます。 - 日本の中世では、鎧(よろい)の種類のことで、始めは下級武士が使っていた。
お金や大切なものを、この腹巻で巻いて、無くなさないようにしていました。
ですから、「臍」(へそ)の奥から繰り出すお金という意味から「へそくり」というようになったという説です。
麻の糸を巻き取った綜麻(へそ)と、お腹の臍(へそ)。
どちらの説も、お金を隠しておくということには、違いが無いようです。
2つのどちらの説にしても、はるか昔から言っていた「へそくり」が今も普通に使われているなんて、驚きですね。
へそくりの隠し場所は
ところで、みんながへそくりを隠す場所って気になりませんか。
言葉の意味とは、ちょっと離れちゃいます。
でも、へそくりの語源と由来が腹巻に巻いて隠していた説もあるんです。
なので、現在はどこに隠すのかも、ちょっとは関係がありますよね^^
あなたの奥さんが、どこにへそくりを隠しているのか、気になりませんか。
- 秘密の銀行口座
- タンスやクローゼット
- キッチンの戸棚
- 本だな
- タンス
- 冷蔵庫
秘密の銀行口座なんて、ちょっと怖いかも^^
あとの、タンスやキッチンの戸棚などは、夫であるあなたが、普段扱わないし見ない場所ということで多いようです。
他にも神棚なんていうのもありますが、神様は苦笑いしているかもしれません。
そうだ!あなたがへそくりを隠すのに、本にはさむのはやめておきましょう。
というのも、どの本にはさんでいたか忘れることもあります。
そして、奥さんが、その本を読もうとして手に取ったら・・・。
まとめ
へそくりという言葉は、今でも普通に使います。
普通に使うだけに、その語源と由来が、日本の昔から使われていた言葉というのも驚きです。
そして、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にも「綜麻(へそ)」という元祖へそくりの言葉があったなんて、もっと驚きです。
日本では、古来からなにかのために、こつこつと貯めていたへそくり。
あなたの奥さんは、へそくりしているんでしょうか。
そのへそくりは、なんのためにしているんでしょうか・・・。
いや、邪推するのは、やめにしましょう。
あなたの奥さんのへそくりが、家族のもしものためにありますように^^
スポンサーリンク