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じつはぜひあなたに聞いてもらいたい会話があるんです。
その会話とはこれです。
営業の先輩が取引を成立させるために、ある目上の人が持っている人脈を使い取引を成立させたんです。
私も営業マンですから「尽力」の意味は知っています。
もしあなたが「尽力」の意味を詳しく知りたい。
なのでわかりやすい説明を読んでみたい思ったらこの記事を読んでみませんか?
さて話をもとにもどしますね。
今回の取引で先輩が目上の人に力を借りたのは事実です。
でもその大恩ある目上の人に「ご尽力いただき」=「力をつくしていただき」なんて使うのって失礼じゃないですか?
だって目上の人に力をつくしてもらうんですよ!
あなたはどう思いますか?
ということで今回は「ご尽力いただき」という言葉は目上の人に使ったら失礼になるのか。
そして失礼かどうかの結論が出てから言葉の意味もきちんとみてみましょう。
さらに実践で使えるように例文を紹介します。
そのうえであなたの会話の幅が広がるように類語もみてみましょう。
似たような意味の言葉でいろんな類語を使うことで会話の幅が広がるんですよ。
それではまいりましょう。
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目次
「ご尽力いただき」は目上の人に使うと失礼なの?
目上の人にわざわざ力をつくしてもらう「ご尽力いただき」という言葉。
ちょっと考えると目上の人に使う言葉としては失礼なような気もします。
でもこの「ご尽力いただき」には目上の人への敬意と感謝の心があふれている言葉です。
「尽力」に尊敬の意味でつける接頭語「ご」をつける。
さらに「~してもらう」という言葉の謙譲語の「いただき」。
相手に敬意を表し、相手に敬意を持ちへりくだって言う謙譲語までつけているんです。
どれだけ相手への敬意が高いんだ!という言葉だったんです。
ということで「ご尽力いただき」は目上の人に使っても何の問題もありません。
誰ですか?「ご尽力いただき」という言葉を目上の人に使ったら失礼なんて言う人は(#^^#)
相手への敬意がつまった、とってもすてきな言葉なんです。
「尽力いただき」は目上の人に使っても大丈夫ということがわかりました。
それでは安心したところで、この言葉の意味をきちんと見てみましょう。
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「ご尽力いただき」の意味
「ご尽力いただき」は「ご尽力」+「いただき」に分けることができます。
この場合の「いただき」とは「~してもらう」という言葉の謙譲語になります。
謙譲語とは「相手に敬意を持ちへりくだって言う言葉」のことです。
そして「ご尽力」とはどんな意味を持っているんでしょうか。
「ご尽力」の意味
「ご尽力」は「ご」+「尽力」に分けることができます。
「ご」は尊敬の意味でつける接頭語です。
そして「尽力」とは「力をつくす」「努力する」という意味の言葉です。
ですから「力をつくす」ことに敬意の意味を付け加えると「ご尽力」となります。
「尽力」してもらった目上の人に対し感謝の気持ちを表し「ご尽力」と使うんです。
「ご尽力いただき」の意味
「尽力」してもらった目上の人に対し感謝の気持ちを表し使う「ご尽力」。
そして「~してもらう」という言葉の謙譲語の「いただき」。
この2つの言葉を合わせた言葉が「ご尽力いただき」になります。
「力をつくす」尽力に敬意の接頭語である「ご」をつけた「ご尽力」。
それに「~してもらう」という言葉の謙譲語の「いただき」をつけ「ご尽力いただき」になります。
ですので「力をつくして努力していただき(感謝いたします)」という相手への敬意と感謝の心を表す意味になります。
例文
それでは実際に「ご尽力いただき」を使う時の参考になるように例文を紹介みてみましょう。
- プロジェクトを成功させるために先輩にご尽力いただきました
- ご尽力いただき本当にありがとうございます
- 我が社が契約できるように大変ご尽力いただき感謝いたしております
- 日ごろから弊社商品の口コミにご尽力いただき、まことにありがとうございます
- 弊社の業績アップはご尽力いただきましたお取引様のおかげです
心から感謝と敬意を伝えたいときに使う「ご尽力いただき」という言葉。
言葉って、ほんのちょっと言い方を変えるだけで自分の気持ちを相手に伝えることができるんですね。
類語
相手に敬意と感謝の心を表す「ご尽力いただき」という言葉。
せっかくですから類語もみてみましょう。
似た意味の言葉をいろいろ使えると会話で幅がでてきますから。
- お骨折りいただき
- 粉骨砕身していただき
- お力添えをいただき
- ご支援いただき
- ご助力いただき
- ご助勢いただき
この類語の「~いただき」の代わりに「~を賜(たまわり)り」を使ってもいいんですよ。
ちなみに「賜り」とは「目上の人が物をくださるという【与える】の尊敬語」の意味。
そして「目上の人から物などをちょうだいする【もらう】の謙譲語」の意味を持つ言葉になります。
「~いただき」を使っても「~を賜り」を使っても、相手への敬意は伝わりますよ。
まとめ
「ご尽力いただき」の基本となる言葉「尽力」についてはこの記事でわかりやくす書いています。
この「尽力」に接頭語の「ご」。
そして「~してもらう」という言葉の謙譲語の「いただき」をつけた「尽力いただき」という言葉。
「尽力いただき」は相手への敬意が高い言葉なんです。
なので目上の人に使っても失礼になるなんて心配はありません。
「力をつくして努力していただき(感謝いたします)」という相手への敬意と感謝の心を表す意味になります。
それでもなんか目上の人には使いたくない。
そんなことを思ったら類語を使ってみましょう。
「お骨折りいただき」「お力添えをいただき」なんて類語はいかがですか。
今回は以上です。
あなたのご参考になりましたら幸いです。
そして最後までお読みいただきありがとうございます。
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