不文律の意味!野球とサッカーでの具体例は?不文律を破るってということ?

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あなたは所属している会社などの組織にある不文律を知っていますか?
もし知らないなら大変なことになるかもしれません。


だって組織の中で守るべき暗黙のルール。
それを知らずにその暗黙のルールを破っていたとしたら・・・


<b>あなた</b>
「ちょっと待って!そもそも不文律って何?」

<b>あなた</b>
「なんで知っていないと大変なことになるの?」


不文律を知らない選手に困っている審判


所属している組織の不文律を知らないとどんなことが起こるのか。


あなたがよかれと思って行動したのに上司に注意される。
常識だと考えていたことが組織の中の非常識だった。


こんなことがあったら、がっかりしますよね。
がっかりどころかあなたの勤務査定にひびいてしまったら・・・


そんなことがあったら大変です。


今回はちょっと心配になってきたあなた。
そんなあなたのために、不文律とはどんな意味なのか。


そしてわかりやすい具体例野球サッカーから紹介します。


さらに知らずに不文律を破るとどうなってしまうのかもみてみましょう。
知っておかないと損をするかもしれませんよ。


それではまいりましょう。

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目次

不文律の読み方と意味

まずは漢字の言葉は読めないとはじまりません。
まずは読み方からみておきましょう。


「不文律」は「ふぶんりつ」と読みます。
ではつぎに意味をみていきましょう。

意味

普通、法律や規則などは内容がわかるように文章化されています。


ところが不文律はちょっと違うんです。

不文律とは文書の形になっていない暗黙のルール

組織の中でのみ通用する暗黙のうちに守るべき決まりごと


あなたの会社の不文律は違う会社では通用しません。

なぜなら法律でも規則でもないからです。


ただその組織のなかではだまっていても守って当然と考えられていることなんです。

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具体例

ではじっさいどんな不文律があるのかをみてみましょう。
具体例をみてみることでさらにわかりやすくなります。


ここでは日本で人気のスポーツ。
野球とサッカーで具体例をみてみることにしましょう。

野球の不文律

それでは野球の不文律をみてみましょう。
人気と歴史のある野球には多くの暗黙の約束事があるんです。

  • 始球式ではバッターは空振りしないといけない

  • 大量得点差で勝っているチームはバント、盗塁はおこなわない

  • ノーヒットノーラン、完全試合を破るためにバントヒットをねらってはいけない

  • 審判の判定に抗議するときでも審判への礼節をわすれてはいけない

  • 投手がバッターのときにはデッドボールの恐れのある厳しい内角に投げてはいけない

  • バッターが打席に入る時に主審の前を横切ってはいけない

  • プロ野球選手は子どもに夢を与える行いをする

  • アメリカの大リーグでピッチャーはおおげさなガッツポーズをしてはいけない


いまや野球は世界のスポーツです。

それぞれの国ごとに考え方や習慣の違いがあります。


まさにその組織での暗黙のルールなんです。

サッカーの不文律

ではつぎにサッカーの不文律を具体例でみてみましょう。

  • 選手が負傷しピッチ内で倒れている時には、相手チームはボールをタッチラインの外に蹴りだす

  • 相手チームが敵選手の負傷をみてボールを外に出した時には、負傷した選手のチームは最初はボールを相手チームにわたす

  • 自分が倒してしまった相手を助け起こす

  • 試合終了後、お互いにユニフォームを交換する

  • 選手がピッチに入場するときには子どもと手をつないで入場する


4年ごとにあるサッカーワールドカップ。

各国の代表選手がどんな不文律を行うか。

それを見るのもおもしろいかもしれませんね。

野球やサッカーの不文律は破っても反則にはなりません。
ただ相手から反感を持たれたり、ファンから嫌われてしまうことだってありえます。


なぜならスポーツを行ううえでの秩序を壊してしまうんですから。

不文律を破るとどうなるの?

不文律というのは組織や集団の行動や秩序を守る。
そのために文書化はしていないが、慣習的に守ってきたことです。


その不文律を破るということ。
それは自分が所属する組織や集団の秩序を破壊することになります。


たとえば野球の具体例でみてみましょう。

「大量得点差で勝っているチームはバント、盗塁はおこなわない」という不文律があります。

これは相手チームの尊厳を尊重する。
相手チームを侮辱しないということから行われている慣習です。


この不文律を破るということは、野球というスポーツの尊厳を踏みにじることになります。


慣習的に守られている暗黙のルール。
それを破るということは、自分の所属する組織の秩序を壊してしまうことになります。


もちろん悪しき不文律もあるでしょう。
時代の変化にあってない不文律もあるでしょう。


でもそんなものでもいきなり破るのはいただけません。


悪しきそして時代にあってない不文律と考えるなら、まずみんなで話し合いましょう。
そしてその不文律を新しいものに変えていきましょう。


そうすることで組織や集団も時代の変化についていくことができます。


不文律を破ることは組織や集団の秩序を破壊することです。
意味なく反抗的に破るのはいけません。


なおかつあなたが所属する組織や集団の不文律は知っておきましょう。
知らずに破ってしまっても、不利益なあつかいをされる恐れがあります。


不文律は知らなかったではすまされませんから。

類語

ここでは不文律の類語をみていくことにしましょう。
類語も組織や集団の秩序を守る言葉です。


なので簡単に破ってはいけないものとして覚えておきましょう。

類語

  • 暗黙のルール

  • 紳士協定

  • 暗黙の約束

  • 約束事

  • 決まりごと

  • 掟(おきて)

  • 家訓

  • 社訓

  • 慣例


この類語の内容も意味なく破ってはいけません。

意味があって決まっていることがらですから。


変化させることはだいじょうぶです。
でも意味なく守ることを破壊するのはいただけません。

対義語

ちなみに不文律の対義語は文章として存在するものになります。
なので対義語は「成文律」という言葉になります。


成文律とは

法律や条例のように、きちんと手続きがあって内容が決まり文章化されているもの


成文律は守るべきことがらが文章化されています。
なので絶対に破ってはいけません。

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まとめ

どんな組織や集団にもひとつやふたつはある不文律。

読み方は「ふぶんりつ」です。


意味は簡単に言うと「暗黙のルール」になります。
文章化はされてないけれど、慣習として守っていることを指します。


不文律を守り助け合う象


野球やサッカーにも不文律はあります。

野球:  「ノーヒットノーラン、完全試合を破るためにバントヒットをねらってはいけない

サッカー:「自分が倒してしまった相手を助け起こす

どちらの不文律も文章化されたルールで決まっているわけではありません。
なので破ってもルール違反にはなりません。


でもスポーツマンとしてあるべき行いなんです。

なので破った選手は相手から反感を持たれることもあります。
またファンから嫌われてしまうかもしれません。

不文律を破るということは組織や集団の秩序を破る行為なんです。

もちろん不文律にも悪しきもの。
そして時代遅れのものもあるでしょう。


それでもいきなり破ってはいけません。
みんなで不文律を新しくする努力をし変化させていきましょう。


そうすることで組織や集団の秩序は守り続けることができます。
不文律を軽く考えたら、とんでもない目にあうかもしれませんよ。

今回は以上です。


あなたのご参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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