「天は自ら助くる者を助く」の意味!語源は聖書から!?言った人は誰なの?

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「天は自ら助くる者を助く」と言うことわざがあります。
どんなことにチャレンジしても、始めはなかなか結果がでません。


とだ、そこで大きな分かれ道があります。


天は自ら助くる者を助くと祈っている女性

なかなか結果がでないから、あきらめる道。
もうひとつは、絶対にこの努力は報われると、努力し続ける道。


あなたは、どちらの道を進みますか。
ということで今回は、「天は自ら助くる者を助く」の言葉の意味語源は聖書なのか!?
そして、この言葉を本当に言った人がいるのかどうかを、みていきましょう。

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目次

天は自ら助くる者を助くの意味

この言葉の意味はこうです。

天は自ら助くる者を助くの意味

「自ら助くる者を助く」という言葉がキモです。

他の人を頼りにせずに、自分の力で努力する人を天は必ず応援してくれて、幸福を与えてくれる。


なにか困りごとや挫折するたびに、他の人を当てにしてはいけない。

自分で努力し、その努力を継続する人を、決しって天は見捨てはしないということなんです。


「え~?そんなこといっても、どんなことでも、みんなが成功するわけじゃないでしょ?」
そんな、疑問を持つあなた!


そんなあなたに、プロ野球のソフトバンクホークスの会長である、世界の王さんの言葉を送ります。
王さんいわく「努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない。」


さすがは、世界のホームランバッターの王さんらしい言葉ですね^^
まるで、座右の銘にしたい言葉です。


それではつぎに、この「天は自ら助くる者を助く」という言葉の語源をみてみることにしましょう。

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天は自ら助くる者を助くの語源と言った人は誰?

このことわざの「天」と言う言葉が、キーワードになりそうですね。
「天」と言えば、神様ですね。


あ!神様といえば、聖書に関係しているのかもしてませんね。

語源は聖書から?

天はという言葉で始まることわざですから、語源は聖書あるのかも。
そう思ったあなた!


いいことつてますよ!と言いたいんですが、残念!


聖書では、こうなっています。
私たちはすべて罪を持って生まれていて、イエスはこのみんなの罪の代わりになってくれました。
なので、神は罪深く、人は自らを助けることができないからこそ、神が助けを与えてくれるのです。


聖書が語源でないとしたら、語源はどこからきているのでしょうか。

語源は自序論から?

じつは、このことわざは、「自序論(Self-Help)」という、欧米人の成功談を集めた伝集からきていると言われる説があります。


その序文にこの「天は自ら助くる者を助く」という言葉が記されているんです
それは、こうです。

天は自ら助くる者を助く 人は成功を命じることはできない。
努力してこそ、成功を手にすることができるのだ。


さすが、自分のことは自分で行う、欧米ですね。

語源はイソップ寓話から?

ところで、もう一つ、このことわざの語源と言われているものがあります。


それは、有名な「イソップ寓話」なんです。
そのイソップ寓話の中に、こんな話があるんです。

アテナイ人がみんなと航海してた途中、嵐で船が転覆してしまったんです。
他のみんなは、必死で泳ぎ助かろうとしていたんですが、そのアテナイ人だけは女神アテナに助けを求めることばかりしていました。


そんな彼を見て、ある一人が彼のそばまできてこういいました。
「あなたもアテナの助けを受け、手を動かいなさい。」と。


この寓話は、危機や困難に出会ったときに、神頼みばかりしていても、何もおこりません。

自分で努力をしてこそ、なにかしらの結果がでるんです。
そんなことを、さとしている話なんです。

誰が言ったのか

語源が「自序論(Self-Help)」ともイソップ寓話とも言われている、このことわざ。


でも、誰が言ったのかとなると、ここはやはり「自序論(Self-Help)」の著者である、イギリスの作家サミュエル・スマイルズと言わねばならないでしょう。


そして、なぜ「自序論(Self-Help)」の言葉がなぜ日本に広まったのか。
それは、幕末にイギリスへ留学した、中村正直がこの「自序論(Self-Help)」を日本語に訳し「西国立志編」として出版し、日本に広まっていったんです。
この言葉が日本人の心の琴線にふれて、いまでもどこか聞いたことがある、ことわざとして残ってきたんですね。


ところで、どちらが、このことわざの語源だとしても、欧米が語源なんですね。
では、欧米のことが語源ならば、英語でこのことわざをどう言うのか、ちょっと興味がわきませんか。

天は自ら助くる者を助くを英語で表現すると

せっかくのことわざですから、英語での表現を知っておくと、かっこいいかも^^

このことわざを、英語で表現するとこうなります。
Heaven helps those who help themselves


ちょっと、英単語の意味もみておきましょう。

Heaven=天

helps=助ける、〇〇することができる

themselves=彼ら自身


この3つの英単語の意味がわかると、「Heaven helps those who help themselves」の英文も
わかりやすくなります。


ちょっと直訳で日本語らしくない日本語で訳すとこうなります。
「天は、彼ら自身を助ける人を、助けることができます。」


直訳すると、日本語しては変ですが、そのほうがニュアンス(言葉の微妙な意味合い)は感じやすくなります。

まとめ

七福神

今回は、ことわざの「天は自ら助くる者を助く」の意味や語源。
さらに英語での表現もみてきました。


自ら努力している人だからこそ、天からも光り輝いて、良く見えて天が幸福を与えるのかもしれません。


自分自身で努力すれば、天が幸福を与えてくれるなんて、本当かなと、疑惑のまなざしで見ているあなた!
そんなあなたには、もう一度、ソフトバンクホークスの王会長の言葉を贈りましょう。

「努力は必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない。」


自らの努力も、すぐに結果がでることばかりじゃありません。

継続し続けることで、結果が出ることのほうが多いんです。


このことは、私自身に言っている言葉でもあります^^


ぜったいに「天は自ら助くる者を助く」だから、あきらめない!
そんなあなたを、天は、最後は根負けして、きっと幸福を与えてくれるはずです^^

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